今日本で非正規化の大きな流れがあるが、個人はまさに企業から見捨てられたような状態にほかならない。まさに日本人の生活は壊れようとしており、悲観的になるのも無理はないと思う。

しかし私はこの流れにさらなる時代の変化を見た!
それというのも総理が全く将来のビジョンを示さない中、大企業も社員を見捨てる動きを見せたことで、日本の終戦雇用制という価値観も大企業の正社員こそ安定という価値観も崩れつつあるからだ。
この結果何が起こるのか見ていきたいと思う。
起業不信からなるブランド価値の喪失
日本人の多くが大企業から解雇されればそのうち企業そのものが全く信頼されなくなるだろう。そのうちこのような世論が醸成されるに違いない。
企業は全く信用できない
そしてまた自民党も信頼を失うだろう。
このことは時代の大きな変化を促す可能性を示している。
それは例えば(いい企業かもしれないし)例に出して悪いのだが、コンビニのお茶って伊藤園じゃなくてもいいよね、とかサントリーじゃなくてもいいよね。などと日本人がブランドへの信頼を完全に失うことになるのではないだろうか。
逆に企業が従業員を死守する姿勢を見せていたらこの上ない信頼性につながるに違いない。今の日本は切り捨てと売国の嵐でありこのような俗物たちが信頼性を失って破滅するならそれもまた必然だと思う。
新たに勃興するのは個人
大企業が信頼性を失い、個人の信頼性が増すとするとサントリーの代わりに個人が天然水をパックして町やインターネットで売っても別に大差はないことになる。(サントリーはたまたまの例で特に意味はない)
こういった動きが広がり、新たにインターネットのビジネスでそこそこの成功を収める個人が増えるのではないだろうか。そしてある程度成功した個人は企業で働きたいとは思わなくなるに違いない。
企業は優秀な個人の採用が難しくなる
生産性が低く無駄な残業ばかりやっている日本企業に優秀な個人が勤めたいと思う理由はない。そのため、一度そこそこ成功した個人が再び企業に戻るということはないだろう。
したがって特に優秀な個人を企業が採用することは難しくなる。その結果個人の給料を大幅に増やすか業容を小さくするしかなくなるだろう。
個人が別の個人と連携して会社のようにふるまう
海外ではすでにバーチャルオフィスがでてきているようだが、日本でもこれが当たり前になるかもしれない。バーチャルオフィスといっても単にチャットなどでやり取りできればいいだけでそんなに大げさなものではない。
個人と個人が業務提携して大企業より大きなサービスを提供することは増えてくると思われる。
家族的経営をしている企業が生き残る
近い将来大きな変化が起こる予感がしている。詳しくはまだ言えないが、特にアメリカから大きな変化が起こるだろう。その結果信頼性のない行動をしている企業はかなり淘汰されると思う。
とはいえ企業から離れて生活できる個人ばかりではないので一定の企業は残るはずだ。その場合でもこれからの日本人は家族的経営でそう簡単には見捨てないと断言する企業を選ぶことになるはずだ。
正社員になりたいと思っている方の、選べる立場になったら過去に冷酷なリストラをやっていないかを判断材料にすべきである。
企業も個人も自由に行動する時代
いずれにせよ、ある一つの価値観で動く時代が終わったのは確かだ。
終身雇用が終わったのではなく、終身雇用をするかどうかは企業次第ということになったのではないだろうか。
先ほど言った通り、家族的経営をして従業員の雇用を守る企業は人材不足にはならないだろう。しかしそういった企業では給料は安いかもしれない。逆に従業員の入れ替えが多い企業では給料は高くなるかもしれない。皆一律で行動する時代が終わったというだけだ。
したがって個人も個人として稼ぐ力を付けるか、一生雇ってくれるような家族的な企業を見つけるしかないということだ。
日本でこれから伸びる産業は?
日本は成熟した国家であり、第二次産業がこれから起きる余地は少ないかもしれない。(ただ賃金が安いのだから全然可能なのでは?という気もするが)
成熟した企業は金融立国になるのはいなめない。そこで誰しもが一度は(適性を)試してみるべきと私が思っているのがFXだ。
株式と違い最低売買単位が小さいFXは投資への適性を探るのに最適だ。これから先かなり経済が不安定化することも予想されるがFXで値動きさえあれば稼げるという状態になればまずくいっぱぐれることはない。
ふとしたきっかけから私も為替で少し稼げるようになってきている。今まで試したことがない方も数万円でできるのでぜやってみてもらいたい。