こんにちは。
「うるさい男」JUZO(じゅうぞう)です。
さっきも歌っていたらうるさいと言われてしまいました。
さて、皆さんVivaldiはご存知でしょうか。え?お笑いのやつ?

そいつはバカルディです。
というわけで今回はおすすめのブラウザ「Vivaldi」について書いてみたいと思います。
ちなみに私は画像にある「Microsoft Edge」以外のブラウザを使ったことがありますが、現在はVivaldiをメインに、Fire Fox、IE(インタネットエクスプローラー)、Chromeの順でつかっています。(Edgeも最近は使えるようになりましたね。)
中でもVilaldiは使いやすく、殆どの作業をこれで行っています。私はかれこれ数年はVivaldiを使っていますが自信をもっておすすめできます。間違いなく一番おすすめのブラウザです。
それでは紹介していきましょう。
Vivaldiとは?
VivaldiはOperea開発者で創設者の一人であるヨン・スティーブンソン・フォン・テッツナー氏によって公開されたブラウザです。なお、愛称はてっちゃんで公認だそうです。
ちなみにファーストネームとかミドルネームとかあれこれ何がなんだかわかりません。
日本ネーム(?)のあだ名があるということで日本人的にはすでに愛着が持てますが、ブラウザの方はもっと愛着が持てます。一度使い始めると他のブラウザに変える気が起きません。
Vivaldiの思想や理念
Vivaldi公式サイトにはこのような理念が書かれています。
私たちについて ユーザーがブラウザーに合わせるのではなく、ブラウザーがユーザーに合わせるべきです。 ブラウザーを自分に合うようカスタマイズして使いたい、多くの方がそう願っていると私たちは考えています。パフォーマンスやセキュリティーを犠牲にすることなく、もっと色々なことができるツールを使いたがっている、と。そしてその希望に耳を傾けてほしいのだ、と。 「私たちは、パワフルかつ、個々人が自分に合わせて自由にカスタマイズできるブラウザーを作っている。ブラウザーとは、仕様にユーザーを合わさせるものではなく、ユーザーに合わせられるものであるべきなのだ。」 私たちの使命
ここに書いてある通りVivaldiは非常にカスタマイズ性の高いブラウザーです。後述しますが色を変えたり、タブの位置を変えたりすることが自由にできます。
Vivaldiの公式サイトなど
Vivaldi日本公式サイト:https://vivaldi.com/ja/
ダウンロードページ:https://vivaldi.com/ja/download/

2019年現在でもばりばりVivaldiユーザーです
Vivaldiがおすすめブラウザである理由
まず第一に、私がブラウザで重要だと考えるのが、動作の高速性つまり「軽いこと」です。
メインPCは32GBのメモリを積んでいるのでメモリを食うかはどうでも良いのですが、4GBしか積んでいないPCでも十分サクサク動くので、全てのPCでブラウザはVivaldiを採用しています。
今まで使ってきて軽さで言えば、VivaldiとOperaが同じくらい、その次にChrome、Fire Fox、IEと続く感じ。
その意味ではOperaでも良いのですが、しばらく前にOperaは中国企業に買収されてしまった。これははっきり言って使えたもんじゃありません。中国企業は個人情報のおいて懸念がある。
というわけですでにOperaを使っている方はVivaldi一択であると思われます。さらにVivaldiならではの機能でもはや比べるべくもない突き抜けたブラウザとなっています。
Vivaldiの他のブラウザにはないオリジナルな機能
Speed Dial(おすすめ機能)
VivaldiではSpeed Dialがデフォルトの機能としてついています。
Speed Dialは一番頻繁にアクセスするページを登録しておくと、視覚的にすぐ見つかってクリックできるためストレスが少ないです。頻繁に使うブラウザだからこそちょっとしたストレスがないというのが重要ですね。
Operaを使っている方はこちらもOperaの特徴でもあったSpeed Dialなので移行に際し、とまどいや不満は少ないと思います。むしろ、それ以外にこんな機能があるのかという驚きがあることでしょう。
Speed Dialはある意味でブラウザの高速化に貢献します。動作がキビキビしているのも大事ですが、行きたいページにアクセスするのに迷っていては高速とは言えません。したがってこういったブックマークを行為率化する昨日がブラウザの高速化に資するのです。
ノート
ちょっとしたメモをブラウザに保存しておけると言うのは便利ですね。
ブラウザで作業している時にメモ帳を起動して書いたりする手間がないのはかゆいところに手が届くVivaldiならではの機能です。ちなみにこの機能ブロガーなどにも役立ちます。メモに広告タグなどを貼っておくと使いまわししやすいです。
タブの位置を変える
タブを上下左右に置くことができます。ちなみに私は右にしています。現在のモニターはたいてい横長なのでタブの分だけ盾が狭くなってしまい、視認性が落ちます。横は余っているのでタブを盛ってくるには右か左が最適です。
タブ・スあタッキング
Vivaldiはタブをタブを重ねるようにドラッグすると上のようにタブ自体が内部にタブを持つようになります。1つのタブで二つのページを切り替えられるようになります。
この機能ではタブを開きすぎる方が似たようなページを重ねてグループ化することにより、開きすぎてわけがわからないという状態を半減することが出来ます。
何度もいいますが、かゆいところに手が届くのです。
こういう細かい機能が積もり積もってタフブラウザが完成するに違いない。
「「Vivaldiを使いこなす」縦タブ+タブスタッキングの使い心地が最高」でも書きましたが、設定次第でタブタッキングはさらに面白く視覚的にも便利な使い方ができます。
見えづらいかもしれませんがタブの上がさらにタブに分かれているんですね。
そこを切り替えるとページが切り替わるわけです。
これを複数のタブで行ったら便利だと思いませんか?
こんなブラウザがあるんですね。驚きです。
タブスタッキングのいいところはタブが増えすぎて収集がつかなくなることを防ぎ、似たようなページでジャンル分け出来ることです。これも実はブラウザの高速化に資する機能なんですね。

あれ?あのタブどこだっけな~なんて探してたらいくらブラウザが高速でも時間食ってしまいますよ。
ウェブパネルを追加
左側にある+ボタンをクリックするとウェブパネルを追加することが出来ます。
左の欄にもう一個googleのホームページが追加されているのがわかりますか?
これでメモ帳でメモを取りながら気になる用語を検索することも出来、幅を広げればちょうどブラウザの中にブラウザがあるような使い方をすることが出来ます。
ブラウザを複数立ち上げても同じことが出来ますが、その場合、同時に検索したい時に閉じたブラウザを探す羽目になったりするので、すぐ見つかるにしてもこちらのほうがストレスが少ないです。
色をカスタマイズできる(スキン)
これは実際に私が使っている複数のVivaldiを重ねたものです。
画像自体が説明になっていますが、Vivaldiを様々な色で区別することが出来ます。いわばスキンの機能といえるでしょう。
やり方は複数のプロファイルを作って用途ごとにVivaldiを立ち上げる場合に素晴らしい効果を発揮します。ぱっと見でどれが何用のVivaldiかわかるわけです。
複数プロファイルの作り方はこちらです。
(→永久保存版!「Vivaldi」を複数プロファイルで運用する方法-用途別にブラウザを使い分け!)
ちなみにGoogle Chromeでも出来ます。
Google Chrome複数プロファイル(プロファイルを分ける)
このように設定から「テーマ」で切り替えることが出来ます。
キャプチャ、スクリーンショット
Vivaldiでは拡張機能を入れなくてもデフォルトでスクリーンショット(キャプチャ)の機能がついています。ツール>キャプチャから画面を保存できますよ。
非常に簡単。さらに2019年になって保存した画像の名前がURL+日付のような形式で保存されるようになりました。以前は意味不明な文字の羅列で保存しても見つけづらかったのですが、簡単に見つけることができます。
スクリーンショットはピクチャの「Vivaldi Captures」に保存されます。
同期機能
私は使っていなかったのですがいつの間にかVivaldiに同期機能が出ていました。といっても結構前から知ってはいたんですが。

記事更新を怠ってごめんなさい笑
同期の設定方法はユーザーアカウントを作って設定の同期にアカウント情報を入力することで開始できます。
ちなみに私が同期機能を使っていない理由は複数プロファイルでユーザーを増やしすぎているため同期しても意味がないというか同期が必要なプロファイルが多すぎるからです。プロファイルが少なければ使ったほうが便利でしょう。
同期機能(Vivaldi Sync)を使えば引っ越しの必要もないこともポイントです。(→Vivaldi 引っ越し)
同機能やり方についてわからなければ公式ページが詳しいです。
プライベートブラウジング
この機能は他のブラウザにもたいていついていますが、Vivaldiのプライベートブラウジングはより強力です。
Vivaldi, we don’t track or profile you. Nor do we collect usage data.
正直なところデータを必要としているGoogle ChromeよりVivaldiのほうが完全にトラッキングをしていないと確信することができます。検索エンジン製のブラウザかそうでないかで逆に信頼性に差が出ると言えそうです。
さらにVivaldiではデフォルトでDuckDuckGoなどのトランキングしない検索エンジンが積まれておりプライバシーに配慮された設計となっています。
タブで音をミュートにできる
Vivaldiはタブの音量マークをクリックするだけでミュートにすることができます。例えばyoutubeでせせらぎの音を聞きつつ、ネットラジオを聞いていたとします。そのうちのラジオだけ一時的にミュートにするということをページを開かなくてもできます。
Vivaldiアカウントをとるとメールも使えます
ここがうれしいポイントですがVivaldiアカウントにはウェブメールの機能もありますよ。メールアドレスが欲しい人はぜひ使ってみてください。ログインして右上からウェブメールをクリックすれば使えます。ちなみにVivaldiブログも実はあります。ただ私が使おうとしたところ英語でよくわからなかったのでやめましたが笑
2019年登場した新機能:複数プロファイルを切り替えて使う
2019年に新機能が実装されました。これによりブラウザからプロファイルを切り替えて(もうひとつブラウザを立ち上げて)、別のブックマークや設定を適用したもうひとつのVivaldiを立ち上げられるようになりました。この方法は以紹介していたショートカットのパスを切り替える方法とはまた別です。
Vivaldiの複数プロファイル機能が便利!ブックマークが増え過ぎたら分割もできる
これがVivaldiの機能の中で私が最も優れていると思う機能です。
単に見分けがつくというだけでなく美しいですよね。立ち上げて楽しい、見栄えが良いといのもタフに使うブラウザにぴったりの嬉しい機能だと思います。
上の記事のように、ブログ用Vivaldi、仕事用Vivaldi、エンターテインメント用Vivaldi、買い物用Vivlaidのように使い分けているのでビジュアルが違うというのがこの上なく役に立つのです。(区別できる)
色を固定する以外にも開いているページに合わせてカメレオンのように色を同期させる機能もあります。
私は色々な用途で9個のプロファイルを作っています。中にはチャートの表示専用Vivaldiというのもあります。これをすることによってブックマークを探す労力が格段に減ることになります。
他にも色々な機能がありますが(しかも随時アップデートされている!)使っていて非常に楽しいブラウザですよ。
それ以外にも、パスワード管理など他のブラウザについている昨日は普通に使うことができます。
VivaldiがChromeからの乗り換えにもおすすめな理由
VivaldiはChromeからの乗り換えにもおすすめです。
理由はChromeで使える機能はほぼ使えるから。もともとVivaldiはOperaやChromeなどと同じChromiumを元に作られたブラウザなんです。
だからChromeからも乗り換えやすいんですね。強いて言えばChromeのような同期機能がまだないくらいがVivaldiが負けているところです。ちなみに最近Chromeは丸みを帯びたデザインに変更しました。Vivaldiは角ばっているのでそのへんの好みによっても好き嫌いが分かれますね。(←Chrome最新版)
Chrome拡張をそのままインストールできる
VivaldiはChromeの拡張機能をウェブストアからそのままインストールできます。
インストール自体はChromeと同じです。
拡張はバックアップして保存も可能
実はこのVivaldi、拡張機能を保存(バックアップ)しておいてドラッグ&ドロップで再度インストールするというスゴ技も使えます。バックアップした拡張機能をUSBメモリなどで移動することで別のPCのVivaldiにも拡張を簡単にインストールすることができるのです。
このやり方は別記事にてご紹介したいと思います。
そのほか他のブラウザからブックマークと設定をインポートすることも出来ます。引っ越しも簡単ですね。
Syncの機能を現在開発中(2019年に実装済み)
すごそうだし使ってみたいけど同期機能がないとやはり使えないという方もいると思います。
2017年12月現在でベータ版に搭載されるまでに一応なっています。数ヶ月以内に実装されるんじゃないでしょうか。同期機能があれば使いたいという方は注目ですよ。
Vivaldiメール(Webメール)もおすすめ
Vivaldiの同期機能を使う場合はついでにWebメールも使いましょう。
最近私も取得しました。

正直メーラー立ち上げるのが面倒なんですよね…重いし
こんな人にはおすすめです。
Webメールも軽くはないけどブラウザで見れるので楽ですね。ウェブメールはVivaldi.netのアカウントでそのまま使えます。
さらにVivlaldiブログもあるみたい。IDがそのまま表示されそうだったから作ってないですが。
まとめ
遅いブラウザを使っているとイライラしますよね。
自分はタブは開きっぱなし、時に数十個から100個近いページを開いていたりしますが、Vivaldiは動作も軽く情報を整理しやすいです。さらに2019年にはプロファイル(ユーザー)を増やす機能まで出来たのでさらに作業ごとに分類しやすくなりました。
何よりも複数の用途でブラウザ自体を使い分ける自分にとってはシンプルながらこれ以上ない機能が揃っているのがVivaldiです。
用途に応じてブラウザを分けると色の違いなどの見分け安さが作業の効率化につながります。作業の効率化は結局ブラウザの高速化とおなじことです。

いやブラウザそのものの高速化だけではブラウザを使った作業の効率化には限界があるとも言えましょう。その意味でVivaldiはブラウザそのものじゃなく「ブラウザを使った作業を高速化・効率化できる」という意味で最速のブラウザといえるのかもしれません…。(我ながらいいこと言ってる)
以前は〇〇用chrome、〇〇用Fire Foxなどと使い分けていたのですが、その必要もなくなりました。(実際にはファイアフォックスとIEを使っていますが。)
それにあとでわかったのですがVivaldiならではの縦にタブを並べられる機能が実に最高でした(Vivaldi縦タブ+タブスタッキング)。100個もタブを開くとタブ自体が小さくなってしまって何が何だかわからなくなってしまうんですね。それが右とか左にタブを並べるとはっきり見えるようになるんです。
またノートパソコンだと縦の長さが足りなくてページをあまり表示できないことがありますがタブを横にできる機能を使えば画面の小ささの問題も解決することが出来ます。

Vivaldiは同時並行で作業をすすめるような使い方に最適です
是非ダウンロードしてみて下さい。
Vivaldiをさらに高速化する方法
VivaldiをダウンロードしたらRAMディスクにキャッシュを置くと高速化出来ます。
Vivaldiのプロファイルをたくさん作って◯◯用Vivaldiなどと使い分ける事もできます。
RAMディスクはRAMDAがおすすめ:おすすめRAMディスクソフト
Vivaldiのまとめページもあります。Vivaldiの活用に利用してください。全部読めばめちゃくちゃ米ンりにVivaldiを使いこなせるようになるはずです。
それではかしこ。