こんばんは。
今日、急にブログのアクセス数が増加してスパムではないかと疑っているJUZO(じゅうぞう)です。
しかし、記事にバラツキがあるのでスパムではないのかな。
まあ始めて一ヶ月くらいのブログなので増えても増えなくても同じなのかもしれませんけどね。
さて、皆さんブラウザを使ってどのようなことをしているでしょうか。
youtubeを見ますよね。ニュースも見るでしょう。また私のブログを読んでいることは知っていますよ。というか今現在そうですからね。
こういったタスクを一つのブラウザでやろうとすると、あのサイトどこだったかな、ブックマークも見当たらない。と言うことにならないでしょうか。
なるはずです。
「永久保存版!「Vivaldi」を複数プロファイルで運用する方法-用途別にブラウザを使い分け!」 という記事でも紹介しましたがプロファイルを複数作ってブラウザを運用すると様々な用途ごとにブラウザのタスクを細分化するとこが出来ます。
そうすると上記のようなブックマークが見当たらないということを限りなく回避できるようになります。
私のメインブラウザはVivaldiですが、今日はもっとも人気のあるgoogle chromeでのやり方を書いていきたいと思います。
プロファイルとは何か
ITの分野では、何らかの対象に関する属性や設定などの情報を列挙した、ひとまとまりのデータの集合のことを指す場合が多い。
例えば、一台のコンピュータや一つのソフトウェアを複数の利用者で共用する際に、それぞれの利用者ごとの設定情報や個人的なデータなどを(ユーザー)プロファイルとしてまとめて切り替えることで、各々が自分専用のように使用することができる。(出典:IT用語辞典)
要するにブラウザの素のままの状態から、ブックマークなどユーザーごとに積み重なっていく情報を格納しているのがプロファイルです。
パスとは何か
用語を確認するために、パスとは何かも確認しておきましょう。
パスとは、小道、道筋、進路、通り道などの意味を持つ英単語で、ITの分野では、コンピュータ内で特定の資源の所在を表す文字列のことをパスという。ストレージ(外部記憶装置)内でファイルやディレクトリ(フォルダ)の位置を表すのに用いられるが、他の用途でも使われる。(出典:IT用語辞典)
C:Program Files (x86)GoogleChromeApplication
などはパスなわけです。これがgoogle chromeのデフォルトの場所になります。
chromeを複数プロファイルで運用する時は。プロファイルの場所をパスで指定してあげることによって、ショートカットがそれぞれ別のプロファイルを参照するようにすることで実現します。
chromeのデフォルトのプロファイルの場所は以下のようになるようです。
C:Usersユーザー名AppDataLocalGoogleChromeUser Data
この直下にUser Dataがありこれがプロファイルです。
google chromeのデフォルトの場所はココ!
インストール先:
C:Program Files (x86)GoogleChromeApplication
プロファイルの場所:
C:Usersユーザー名AppDataLocalGoogleChromeUser Data
(この時、ユーザー名はそれぞれの環境によります。)
またchromeのインストール先は時期によって、
C:Usersユーザー名AppDataLocalGoogleChrome
の場合もあると思います。
準備が整ったので実際に複数プロファイルを設定していきます。
google chromeに複数プロファイルを設定する
まずはchromeのプログラムファイル本体を見つけて下さい。
C:Program Files (x86)GoogleChromeApplicationの中にあるchromeもしくはchrome.exeがそれになります。
それを右クリックしてショートカットを作成して下さい。右クリック中に「s」を押してもショートカットを作成することが出来ます。
このようになりますね。
このショートカット一つ一つにプロファイルの場所を指定していきます。
このリンク先の中身はこのようになっています。
“Z:Sync2Program Files (x86)GooglechromeApplicationchrome.exe” –user-data-dir=”Z:Sync2Program Files (x86)GooglechromeApplicationUser Datafourth”
長えっ笑
さて、実はこれは私がクロームをRAMディスクにぶち込んでいるからこうなっているのです。
一般的には次のようになります。
C:Program Files (x86)GoogleChromeApplicationchrome.exe –user-data-dir=”C:Program Files (x86)GoogleChromeApplicationUser Datafourth”
fourthは4番目のショートカットなのでそうしています。
このプロファイルの場所は別にここでなくとも良いわけですが、いちいち他の場所に確認しに行く理由もないので、Application直下でいいと思います。
ショートカットのリンク先にこのように記述してOKを押して閉じて下さい。
なおうまくいかない場合は、
”C:Program Files (x86)GoogleChromeApplicationchrome.exe” –user-data-dir=”C:Program Files (x86)GoogleChromeApplicationUser Datafourth”
のようにパスを””で囲って下さい。デフォルトの場所ではこれはいらないと思います。
ちなみに-が2つあると長い線になってしまいますが2本です。
ただしこれは1本でも大丈夫だと思います。何が違うのかわかりませんが、2本じゃないと例えばoperaやvivaldiではうまくいかなかった気がします。
うまくいく方でやって下さい。
この時RAMディスクを使っている方は、キャッシュの場所も指定できますので指定してみて下さい。
「chrome高速化Tips-キャッシュ・TEMPの場所をRAMディスクに変更する」で確認することが出来ます。
プロファイルの記述の後に半角スペースを空けて同様にキャッシュの場所を指定して下さい。
このように記述したショートカットで起動すると上記のフォルダは自動的に生成されます。
なんでブラウザのプロファイルを複数作るのか
この理由は幾つかあります。
chromeのプロファイルを分けてブックマークにアクセスしすくする
まずはブックマークにアクセスしやすくすること。
フォルダの中に分けて入れておくと、一体どこにそのページがあったかわからなくなってしまいます。
例えばパソコンの自作などについて本気で調べていくと膨大な情報量をブックマークにストックしていくことになります。
ブックマークフォルダを細分化してわけていくのですが、いざ再び知りたい時に容易に見つけることが出来ません。
何故なら、それ以外にもニュースなど様々な情報が入っているからです。
情報を一つにまとめればまとめるほど階層が深くなってしまい、検索性が低下してしまうわけです。
これが、用途ごとに複数のブラウザを作ってブックマークにすぐにアクセスしていくように作ると階層が浅くすぐにアクセスできるようになります。
chromeのプロファイルを分けてパスワードを分散する
chromeをひとつのブラウザとして使っているとパスワードがそのプロファイルに蓄積されていきます。(保存した場合)
すると、例えばgoogleやyahooなどのアカウントを複数持っていると、その都度ログアウトしてからログインし直すことになるわけです。
読んでいる方もそうしている方は多いはずです。
しかし、プロファイルを分ければそれぞれのショートカットからすでにログインした状態で立ち上げることが出来ます。
ブロガーやアフィリエイターの方なら複数のブログを運営している方もいると思います。その際ワードプレスにいちいちログインしたりログアウトするのは面倒くさくないでしょうか。
絶対面倒くさいはずです。
これを例えばあるサイトはchrome、別のサイトはfirefoxなどとやっていくことも可能ですが、それではブラウザ(のプログラム)がいくつあっても足りないわけです。
そこでプロファイルを分ける利点が出てくることになります。
プロファイルを分けると複数IDを管理しやすくなる。
ということが出来ます。
chromeのプロファイルを分けてクッキーを管理する
ポイントを貯めるサイトなどを使っている方はクッキーを削除して下さいなどと言われた(というかサイトで指示された)ことはないでしょうか。
これをメインで使っているブラウザでいちいちやると履歴の削除などで本来残しておきたい情報も削除してしまうことになります。
プロファイルが別のchromeがあるとそれ専用のショートカットではいくらクッキーを削除しても影響がないように出来ます。
chromeのプロファイルを分けて用途ごとに使いやすくする
youtubeを見る時も同じブラウザで見るとなると、一度立ち上げてからタブを切り替えるか、タブを切り離して見ると思います。これは非常に面倒です。
例えば、プロファイルを分けてyoutubeやブログなどエンターテイメント専用のchromeを作ればいちいちそんなことをせずともいきなりブラウザを立ち上げることが出来るようになります。
これによって、メインの作業を邪魔せずに他の作業をできるようにもなるわけです。
他にもあるかもしれませんが大体以上のような理由です。
この用途ごとに分けるというのは非常に便利で、私は為替のチャートを立ち上げる専用のVivaldiを作っています。
chromeでもそのような使い方が出来るのでchromeユーザーの方もやらない手はないと言えるでしょう。
google chromeを複数プロファイルで運用する手順
ショートカットのアイコンを変更する
まずはショートカットのアイコンを設定していきましょう。
このアイコンを設定することでショートカットを起動時に区別できるようにします。
先ほどのショートカットに上のようなアイコンを付けました。
フリー素材のアイコンで「easyicon.net」というサイトを使わせていただきました。
リンクはchromeのアイコンを検索したものになります。
この際ダウンロードするアイコンは拡張子.icoを選んでおくと良いでしょう。
ショートカットのアイコンの変更は次のようにやります。
右の画像ではすでに変更されていますが通常はここでデフォルトのアイコンが表示されます。
参照を押してアイコンを保存したフォルダから任意のアイコンを選択してOKを押して全て閉じます。
ブラウザの見た目を変えて区別できるようにする
私はvivaldiしかない機能だと思っていましたがchromeでもテーマを変えることで見た目を変えることが出来ます。
これによって立ち上げた時に「何用の」chromeなのかパッと見でわかるようにしていきます。
chromeを立ち上げ、右上の点が三つあるマークから設定を選んでクリックして下さい。
そうして次の画面が立ち上がったらテーマ「chrome webstoreを開く」をクリックして、続くページからテーマをを選んで適用して下さい。
今回は次のようなchromeを追加してみました。
うっ、オシャレですね・・・。
そして、次のように当ブログ閲覧用(贅沢)、買い物専用、ワードプレス用と用途ごとに分けてみました。
これが贅沢かはさておき、ここにそれぞれの用途ごとにブックマークやパスワードを追加していくと考えて下さい。
ブックマークバーにアイコンだけを登録するには星マークからブックマークを登録する時に次のように名前を空欄にしてEnterを押すかか完了を押します。
さあすでにあなたの未来はすでにバラ色になったことは分かっているはずです。
なんのこっちゃ
というわけでchromeを複数プロファイルで運用する方法はこれにて終了です。
快適なPCライフをお送り下さい。なお、当ブログをブックマークする専用のchromeというのはなかなかクールだと思いますよ。
それではかしこ。