Chromeブラウザをインストールする際にDドライブにインストールしたりRAMディスクにインストールしようと思う方がいるかもしれません。
しかしChromeはインストール時に宛先を変更できないようになっています。以前やった方法ではシンボリックリンクやジャンクションを使うことにより別ドライブの別フォルダに置くことは一応可能でした。
しかしそんなことをしても意味がないことがわかりましたのでその理由を説明いたします。
Chromeはいつでもダウンロード・再インストール可能なので保護する意味がない
ChromeはGoogleのサイトでいつでもダウンロード、再インストールが可能です。なので、例えばDドライブ入れておいてリカバリ人消えないようにするなどということは意味がないのです。なのでChromeのデフォルトのインストール先を無理やり変えることまでする意味があるとは思えません。
ここでリカバリしたらブックマークなどの個人データも消えてしまうではないかと思った方はするどいです。まさにそこが重要なんですね。
Chromeで別ドライブに置くべきはユーザーデータ
Chromeのインストール先、つまりアプリケーションを置く場所はCドライブでよいというのが結論です。しかしこの場合リカバリで個人のユーザーデータ(プロファイル)までも消えてしまうことになるのです。これが良くない。ユーザーデータさえあればいつでも同じ環境で作業をすることができます。なのでこのユーザーデータだけは消えないようにしておきたい。つまりCドライブであることは望ましくない。
以下はそのデメリットを回避する方法です。
Chromeの同期機能を使う
一番かんたんなのはこれです。Chromeの同期機能を使えばプログラムさえインストールしていればログインするだけでいつも同じ環境(ユーザーデータが反映された状態)で作業することができます。
ユーザーデータ(プロファイル)だけ別ドライブに移動する
Chromeではプロファイルを別のフォルダに保存して呼び出すことが可能です。RAMディスクに置きたい場合もこれだけRAMディスクに置くだけでも動作は十分高速化されるでしょう。それ以外の場合でもCドライブに入れておくといざという時消えてしまうことをりすくへっじすることが可能です。やり方は以下の記事に書いてあるので読んでみてください。