ハウスダストアレルギー、ダニアレルギーは共通したものがあります。ハウスダストの一部がダニであり、これはダニアレルギーともいえるでしょう。なんのアレルギーかは調べてみないとわかりません。
話はそれますがハウスダストアレルギー、ダニアレルギーの根本的対策としては減感作療法もおすすめです。ダニなどのアレルギー原因物質を注射してアレルギー反応そのものを減らすというやり方です。
私はこれで花粉症のような症状が大幅に緩和しました。ただし私は何ともありませんでしたが、考えてみればアレルギー物質を注射するということはアナフィラキシーショックを起こす可能性のある方法であり、リスクもあるとお伝えしておきます。調べ見てやる価値はあるという人は検討してみるといいでしょう。

しかし今回は減感作療法の話ではありません
ダニアレルギーやハウスダストアレルギーの多くはダニやカビが原因
以下ににハウスダストとは何かを挙げておきます。ちなみにカビに対してはアトピーの記事が参考になるので自分のアレルギーはダニではなくカビだと思う方は下記記事を読んでください。
ハウスダストとは、家の中のホコリに含まれる人の体から落ちたアカやフケ、動物の毛やフケ、ダニのフンや死骸、カビ、細菌、花粉、繊維のクズなど、人の目ではほとんど視認することができない小さなゴミのことをいいます。(千葉県医師会)
ダニアレルギーの原因は主にヒョウヒダニ ダニアレルギーの原因になるダニは主にヒョウヒダニといわれる種類になります。
ヤケヒョウヒダニとコナヒョウヒダニの2種類でどちらもマダニなどとは違って咬むことはありません。
ですので、屋外のダニ対策とは違って、屋内のダニ(ハウスダスト)対策が必要となります。 また、貯蔵ダニと言われるコナダニとは関連があります。 貯蔵ダニ(コナダニ)はキッチンを好んでおり、特に使いかけのお好み焼き粉やパンケーキミックスにいることがあります。 ダニアレルギーの人はそれらと一緒にコナダニを食べてしまうことによってアレルギー症状が出ることがあります。(わしお耳鼻咽喉科)
家の中には「コナダニ」「ツメダニ」など数種類のダニがいますが、中でもさまざまな場所に数多く生息していて、アレルギーに関係が深いのが、「チリダニ(ヒョウヒダニ)」です。
チリダニとは チリダニは人を噛むことはありませんが、細かくなった死骸やフンを吸い込むとアレルギー反応が起きることがあります。チリダニは、ホコリの中にある食べこぼしや人のフケなどの栄養分を摂取して生きています。(KAJI TAKU)
日本の住宅にいるダニの約90%をしめるヒョウヒダニ。なかでも、その一種であるヤケヒョウヒダニとコナヒョウヒダニの2種類が主な原因となります。家のホコリをはじめ、人やペットの毛などをエサとして繁殖するこのダニは、死骸もハウスダストによる症状を引き起こす最大の原因となっています。(中略)
3室内の空気中のカビや細菌
お風呂場やキッチン、家具の裏の壁など、湿度の高い場所に目に見えるほどのカビがはえていたら、その胞子が大量に発散し、空気中に浮遊している可能性があります。そのカビの胞子や室内の細菌もハウスダストによる症状を引き起こす原因の一つです。現代の住まいは密閉度が高く、湿度も高いためカビや細菌が繁殖しやすくなっています。
室内へ侵入した花粉
室内へ侵入した花粉 代表的なものでは、スギやブタクサの花粉があります。地域や年によっても異なりますが、スギの花粉は2~5月頃、ブタクサの花粉は8~10月頃に飛散します。この時期に窓を開けていたり、外に布団を干していると、家の中にも花粉が入り込み、ハウスダストによる症状の原因になります。(タケダ健康サイト)
どこのサイトも大きな原因はヒョウダニであるとしています。ようは部屋にいる普通のダニと、小麦粉(気持ち悪い話ですが)などに入ってしまうダニだということです。

しかし私は冷蔵庫に入れておいた3年モノとか5年モノとかの小麦粉(未開封)食べたけど別に何ともなかったけどね

チャレンジャーねwww
もし開封済みだったらすごいことになっているのかもしれない。というわけで小麦粉でアレルギーが出る人は摂取をやめたほうがいいかもしれません。それはそれだけ(食べないだけ)で済みます。逃れられないのはその辺にいるダニです。花粉についてはハウスダストアレルギーというよりは花粉症なのでここでは取り上げないでおきます。
ようはダニアレルギーと違いハウスダストアレルギーはいろいろなアレルギーを総合したものと言えるでしょう。ダニアレルギーがないのにダニアレルギー対策をやってもあまり意味はないです。花粉症の場合その対策をしましょう。
ダニアレルギー(またはダニが原因のハウスダストアレルギー)対策は原因物質を減らすことしかない
私も完全には治っていないのでたまに肺が痛くなったりしますが、原因は掃除をしてないせいです。

不精なもので…
だけど掃除さえすれば症状は軽くなります。ぶっちゃけぜんそくも同じアレルギーの可能性もあると思います。
ダニアレルギー・ハウスダストアレルギー自体は原因物質が空間中から減るだけで症状は緩和します。ひどいくしゃみだったとしてもたまにくしゃみが出る程度に減らすことはできるのです。
なのでダニを減らす対策が重要です。
換気
空気を入れ替えることでも多少はホコリが軽減しますし、湿気も減るのでダニやカビが繁殖しにくくなります。
布団を干す
布団を干すことでダニが死滅します。ダニは乾燥に弱いので頻繁に布団を干すと布団内のダニの数は確実に減るでしょう。
布団を洗う
干すよりも洗えればダニは激減するはずです。洗った後干すのでさらに効果があるでしょう。なのでウォッシャブルの布団を購入するのも一つの手です。
抗菌・防カビ・防ダニの製品を使う
布団やタオルでも抗菌・防カビ・防ダニの製品があるのでそれを使いましょう。
ダニを吸引する掃除機を使う

ダニを吸引する掃除機とダニを吸引しない掃除機があるということは信じられません笑

鋭いダニ
しかしダニの存在を検知して知らせてくれる掃除機はある程度使えると思います。ダニがいるときは点灯するといった感じです。ダニがいなくなるまで吸引しましょう。

無視するなダニ
掃除をまめに行う
ダニを減らすには掃除をまめにすることが重要です。ただし私にはこれはできません。掃除してもホコリは溜まるのだから後回しでよいと考えてしまうのです。全くダメな奴です。
こうしたことをすべて行うのは大変です。なので自動でダニを捕まえてくれる製品も紹介しておきます。
ダニ対策のおすすめ商品
【ダニ捕りロボ】
ダニ捕りロボはダニが好む食品粉末・ビール酵母・食品添加物などを誘引剤としてダニをキャッチした後ダニを乾燥させて捕獲するという商品です。
公式サイトよればダニの体は80%が水分なのだそうです。その水分を吸湿性セラミックが奪います。ダニの死骸は一定期間過ぎたらごみ箱の捨てればいいというお手軽商品なのもポイントです。
動画でその様子(ダニが乾燥したりする様子)を見ることができます。
1個で約3か月持つというこの商品が今なら5個で税込み7700円とお得です。さらに定期購入すると送料が毎回無料になるお得なシステムです。赤ちゃんがいても安全なので気になる方は公式サイトをチェックしてみるといいでしょう。