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円高・円安とは何か-誰でもわかる為替・FXの超基礎

為替・FX

FXをやっている人は円高・円安で何が変わってくるくらいは分かっていると思いますが、普通に暮らしていて為替を見たりしない人だとどんな影響ががあるかわかりませんね。まあ実際には為替をやっていても分かったいない人も多そうな気もしますが。

円安だと何が良いのか、悪いのか、円高だと何が良くて何が悪いのかを実際の例を見ながら説明できればと思います。 

円安と円高

円安 

そもそも円安とはなんだろうか。円というのは日本の通貨ですね。だから円安というのは円が安いということです。円が安いというのは何に対してやすいのかというと外国通貨ですね。外国通貨というのは何かというと、例えば米ドル、ユーロ、ポンド、オーストラリアドル、カナダドル、スイスフラン、ロシアルーブルなどです。地域の統一通貨を持っていない国家は大体独自の通貨を持っています。為替とは何かでも書きましたが為替のレートというのはそもそも交換した時に初めて発生するので外国通貨とのやり取りが発生しない限り円安も円高もないわけです。

それでは具体的に円安というのはどういう状態かというと、米ドルを例にあげれば円が安くドルが高い状態であると言えます。しかしどうなったら安いのかというとこれは過去のある時点より安ければ円安と言います。しかしこの基準に明確な線引があるわけでもないので2017年10月現在の113-114円が円高なのか円安なのか決まっているわけではありません。

だから円安だの円高だと新聞に出ていたとしても割りと根拠のない適当なものと言っても良いでしょう。個人的には今の水準はまだ高いと思っています。(この記事を書いた2017念時点)

 

そのためどの水準からみて円安なのか円高なのかを考えるために、仮に基準を1ドル100円とします。

2017年10月現在のドル円は大体114円前後なので114円とします。

並べて比べてみましょう。

1ドル=100円

1ドル=114円

 

大きくなっているな・・・。円高だな!

これがよくある間違いです笑

 

なぜこれが円安なのかというと、以前は1ドルを100円に替えられたのに、今は1ドルを114円ないと替えられないからです。

言い換えてみましょう。以前は100円を持っていけば1ドルもらえたのに、今は114円持っていかないと1ドルをもらえない。つまり円の価値が安くなっていますね。ドルが高くなったともいえます。

 

円が安くなったのでたくさんの円がないと交換してくれなくなったのです。
あるいはドルが高くなったので今までと同じだけの円では交換してくれなくなったのです。

 

これはどっちなのかというと、様々な要因が絡むのでドル高なのか円安なのかははっきりとわからないと思っていて良いと思います。

 

この説明なら皆さん大体わかると思います。

つまり、

 

円安とは、以前より多くの円がないと外国通貨(1単位)と交換出来ない状態である。
 
と言えます。

 円高

円高とは何かというと逆ですね。

 

1ドル114円

1ドル100円

以前は114円出さないと1ドルと交換できなかったのに、今は100円あれば1ドルと交換できるようになった。

 

円高とは、以前より少ない円で外国通貨(1単位)と交換出来る状態である。
 
これが全ての基礎となります。

円高・円安が与える影響

それでは円高・円安だとどういう影響があるのでしょうか。

 

ここでは仮に海外の製品は全て1単位1ドルで取引されているものとします。

ガソリン

1ドル100円だった時、1リットルのガソリンは100円で買えていました。

1ドル114円になると、1リットル114円出さないと買えなくなりました。

ガソリンは輸入品なので円安になるとガソリンの価格(国内価格)が上がっていまいます。
つまり、円安だと輸入品の価格が上がるということですね。円高の場合は逆ですね。もう説明不要だと思います。

海外旅行

海外旅行にはある程度まとまったお金が要りますね。仮に5万円くらい持っていくとすると、1ドル100円の時は500ドルと交換してもらえたのに、1ドル114円になったら438ドルしかもらえなかった。ということになります。

つまり円安になると海外旅行にかかるお金は増えるということです。

「円高の時は旅行安かったけどなあ。今高いし」というわけです。

牛肉

輸入品の牛肉はどうでしょうか、仮に牛肉が100グラム1ドルだったとします。これを輸入すると100グラムの牛肉を得る時にかかる円は、1ドル100円の時は100円ですが、1ドル114円だと114円になりますね。ということは牛肉も円安になると値段が上がることになります。

国内の牛肉はどうでしょうか。円安になって海外からの牛肉が高くなると、国内農家(酪農家)は競争上優位になります。しかし、牛を育てるにに必要な暖房費は円安だと上がってしまいますね。それと飼料が輸入品だと国内の牛を育てる費用が上がってしまいます。

さらに、輸入品の牛肉が上がっているのを見て、「しめしめ、これは値上げするチャンスだぞ」と思うかもしれない。

逆に値下げする理由はないでしょう。

だから円安になると牛肉全体の値段が上がってしまうかもしれません。

野菜や果物も同じですね。円安になると輸入品は高くなってしまいます。このように円安は国内価格にも影響を与えているのです。

自動車・機械

日本の主な輸出品は自動車と機械です。仮にそれぞれ1万ドルで売れるとします。

 

1ドル100円の時は100万円で売れていた。

1ドル114円になったら114万円で売れるようになった。

要するに輸出は円安で儲かるようになるというわけですね。円高の場合は逆です。
昔円高の時「大変だ!」と言っていたのは主な輸出品で儲けが出なくなるからですね。

納得でしょうか。

円高・円安が日本に与える影響

円安で輸入品の価格が上がってしまうとどうなるでしょうか。

農産物などはおそらく肥料などを輸入しているため、また温室栽培などでは燃料となる原油(あるいは電気のもととなる原油)の価格も上がってしまい、費用が余計にかかるようになります。そうすると同じ価格で売っていては儲けが少なくなってしまうので価格を上げることになります。

つまり輸入していないものの価格まで上がってしまうことになるわけです。

 

一方車を輸出している会社はどうでしょうか。車の原料である鉄、さらにその原料である鉄鉱石の価格は上がりますが、そもそも出来上がった製品を高く売ることが出来ます。製品の価格は原料の価格より高いのでコストが上がる比率より儲けが増える比率のほうが高いのです。

そのため輸出企業では利益が大きくなります。この状態が長く続くと会社に残るお金が多くなり会社は給料を増やすかもしれません。また、円安になると儲けが増えるのでよりたくさん自動車を輸出しようとするかもしれません。たくさん生産するためには人を増やす必要があるので国内の雇用者は増えます。給料が増えてさらに働く人の数が増えると車を買う人の数も増えます。そうすると国内でも儲かることになり、景気が良くなっていくのです。

一方ガソリンを売る会社はどうでしょうか。ガソリンは輸入品ですので円安になると仕入れ価格は高くなります。そのため値段を上げる必要がありますが、消費者は値上げに対しすぐには受け入れずに消費量を減らそうとします。そうするとガソリンが売れなくなってしまい、ガソリンを売る企業は儲けが少なくなってしまうのです。

しかし、先ほどのように輸入企業が人を増やしている状態だと、ガソリンの価格に対する許容度も次第に上がっていきます。その為、円安になると一時的に輸入企業は厳しい状態になるものの次第に高い価格が受け入れられて儲けが出るようになると考えられるわけです。

 

その他の影響はどうでしょうか。例えば家屋を建てるための木は国産品だけでは足りないでしょうから、輸入品の木が高くなると住宅価格が上がってしまいます。

国民全体の給料が高くなると投資に回るお金が増えるので土地もだんだん上がっていきます。すると、土地も家屋も高くなり不動産自体の値段が上がっていくと考えることが出来ます。

そのため、円安だと最もお金がかかる住宅の価格が上がってしまい、消費者にとっては必ずしもメリットばかりではないことになります。

円高になると逆のことになり近年まで続いていた土地価格の下落というのはつまりそういうことだったわけです。原料も下がり、給料も下がり、失業者が増えたので需要がなくなり、不動産価格が下落したというわけですね。

まとめ

円安円高の要因も書こうかと思いましたが、あまりに広がりすぎてしまうのでこの辺にしておきます。

 

円高とは、以前のレートより少ない円で以前と同じだけの外国通貨を交換できる状態である。
円安とは、以前のレートより多くの円がないと以前と同じだけの外国通貨を交換できない状態である。
 

誰にとってもわかりやすいように書いてみました。
いままで難しいと思っていた方が意外と簡単だったと思っていただければ幸いです。

 

それではまた。

 

 

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