こんにちは。
私は田舎への移住に興味があって時々調べたりするんですけど、なんだかんだあれこれと調べても必要な情報に行き着くことがないことに気づきました。
それで昨日調べて書こうとしたんですけど、ふざけたネタ的な切り口で行こうとして途中までかいたのですが、どうも気に入らなくて途中でボツにしました。
よって今日は真面目に書こうと思います。
昔からあちこちを旅してきた私はその都度自然の美しさに魅了されてきたのでした。
いずれどこかに移住したいなと思っていますが、なかなか壁は大きいです。
ブログとか別でやっているインターネットのビジネスで十分食えるくらいになったら移住しちゃいたいですけどね。
私が行った中でも1、2を争う美しい場所は何と言っても北海道です。ただし、減点方式で採点すると微妙な部分も多く1位ではないんですけどね。
特に、北海道のみなさんね。道路飛ばし過ぎなんですよ。もう普通の国道が高速状態ですからね。これが難点。
あとは地理的なものとやはり気候的なものですね。
これは住んでいる人が悪いわけではないけど、やはりネットでビジネスをするとなると荷物の発送に関してやはり不利にならざるをえない。
第一にコストが高くなりますね。これは住居のコストが安くなることで十分補えそうですけど、それ以外では雪が多すぎて毎日何時間も雪かきをしなければならないとなるとちょっときつい。
四季に恵まれた日本ではこれほど気候条件が厳しいところは本州の豪雪地帯を除けばないと思います。
しかしそれでも憧れ続けてしまうのが北海道なんですよ。
こうして、1位ではないとか言いながらいつも移住に関して調べだすと必ず北海道のこと調べてしまうのでした。
北海道への移住の前に考えるべきこと
そもそも簡単に移住と言ったって、衣食住だけはなんとかしなければならない。
この「衣」に関しては、ふと思いついて後日「ワークマン」で防寒を極める方法について書いてみようと思った。しかし今回は触れないでおく。長くなりすぎてしまうのだ。
「食」という観点から言えばこれは飯がうまいかどうかではなく、飯が食えるかどうかである。つまり実際には「職」である。
「住」に関して言えば住むところを確保するということだけど、実際にはコストの面と深く関わってくる。
まずは「職」について見てみよう。
地域おこし協力隊
調べてみると、地域おこし協力隊というのがあるとわかった。
一応リンクを張っておく。
2009年に総務省によって制度化されました。
2014年度には全国444の自治体で1,511人の隊員が活躍しています。
地方自治体が募集を行い、地域おこしや地域の暮らし等に興味のある都市部の住民を受け入れて地域おこし協力隊員として委嘱します。 隊員には地域ブランド化や地場産品の開発・販売・プロモーション、都市住民の移住・交流の支援、農林水産業への従事、住民生活の維持の為の支援などの「地域協力活動」に従事してもらい、併せてその定住・定着を図ります。このような活動を通じて、地域力の維持・強化を図っていくことを目的としています。
総務省が隊員1人につき報償費等として年間200万円~250万円、活動費として年間150万円~200万円をそれぞれ上限に地方自治体に対して財政支援しています。
とのことである。
しかし調べてみると報酬が16万円くらいだったりする。16万円で生活できないだろう。しかも、嘱託期間は2030年までと書いていたりするのだ。
うっかりこれに応募して2030年までに別の仕事がなければ地域おこし難民になってしまうではないか。総務省というのは失業者を作りたいのかね。
これについてははじめ私はかなり疑問だった。移住に関する支援という意味では他にもかなり疑問符のつくものがある。とりあえず移住させちゃえば容易に戻れないだろうということなんじゃなかとすら思えてくるのだ。
地域おこし協力隊の給料は調べてみるとまちまちで月20万円というところもある。
それと結構あるのが時間外の副業OKというやつである。
地域おこし協力隊の問題はみたところ仕事内容が単純作業で意義を感じられないとうものだった。これは十分問題だが、調べてみると20万円もらえるところもある。
単調でつまんなくて大した意義もないけど暇そう。
そして、暇な割にはそこそこ給料も貰えている。
うんざりした人は地域おこしに理想を持って自分が地域のために何かやりたいと思った人たちだ。
しかし逆に言えば、ただのバイトと思ってやることだけこなして後の時間でビジネスをやればかなり美味しいのではないだろうか。
私はこれ(クラウドソージング)で稼げる人は現時点ではかなり限定的と思っているけど、稼げる人はクラウドソージングと合わせてもやっていけるかもしれない。
クラウドワークスは私もやってみたけれど(「クラウドワークス(Crowd Works)に登録してみた 実際のところ使えるのか検証する」)、現時点ではこれで何十万も稼ぐのは現実的だとは思えない。あまりにも報酬が低すぎるのである。
しかし中にはまともそうなのも少しだけあった。運良くそういう仕事をいくつか見つけて副業にすることが出来た人はあえて暇な自治体の「地域おこし協力隊」をやりつつクラウドソージングやネットのビジネスで生計を立てていくというのはありかもしれない。
はっきり言って役所の仕事などに理想をもたず利用してしまえばいいのだ。
(地域おこし協力隊は地域によって落差が大きく、中には良いところもあるようだ。やりがいのあるところを探すのも良いだろう。しかし2030年までとか期限があるのでそれを考えて応募することをおすすめする。)
または工場ワークスのようなサイトで寮付きの仕事を探してしまい、クラウドソージングと合わせてやっても良いかもしれない。さらにゆるゆるの地域おこし協力隊があればラッキーだろう。
さすがにそこまで楽勝なパターンはありえないかもしれないけど。
北海道へのお試し移住
移住となるとそのハードルの高さからつい、支援がある所が良いと考えてしまうのだった。
しかし、元不動産屋である私はこのお試し移住の制度にもすぐに疑問を持った。はじめ結構安いと思ったのだが、生来の懐疑的傾向が出てきて疑心暗鬼になったのである。
(出典:礼文町公式ページ)
まずはじめに見つけたのがこれだ。しかし調べてみてびっくりしてしまった。
以下そのページを紹介する。
礼文町・・・聞いたことがあるな、どこだったっけと思ってみてみると、
・・・
・・・離島かよ!
いや、もちろん別に礼文町が離島であることに罪があるわけではない。思い出してみると原付き北海道旅行の時礼文町に足を伸ばすか考えたことがある気がする。
しかしいきなりお試し移住で離島に行く人はいないだろうと思うのである。
そして調べていくと、安い(かも)と思ったのはわずかで自治体のやっているお試し移住というのはほとんど「高い」のである。
いくつか上げてみると例えば士幌町。
一泊3,000円か、・・・安い・・・、・・・いや高いだろこれ。
お試し移住で月9万円払えるだろうか。東京でも条件によってはぎりぎり1DKが借りられるレベル。私が郊外で借りていた(東京の隣の県)2LDKが9万くらいだったはずだ。北海道で9万円は高すぎである。
1,500円位だと結構安い気はする。
でもよく見ると別途暖房料がかかっている。
富良野町はこれ。
その下をみると寝具有料と書いてある。
私はだんだん腹が立ってきた。
ビジネスしたいのかこれ。
ここには挙げなかったが結構月7万円くらいが多かったのだ。
試しに民間でどのような物件があるか調べてみることにした。
「いえらぶ」で適当に旭川と富良野にチェックして調べてみる。
・・・やっぱりね。
2万からあるじゃないか。といか1万円代すらある。
もちろん築年数が古いなどの条件はある。
それでも3万円も出せば2LDK、3LDKのアパートやマンションは探せるのだ。
本当に移住者集めたいの?
私はこれが本当に疑問だった。
なんで高いの?
しかし中には優秀なお試し住宅もあった。
これは浦幌町のものである。
1万円で1月暮らせるならお試し移住と言える。
これなら民間よりも安い。
しかしこういうのは例外的だ。ほとんどは4万円以上7万円くらいまでだった。
したがって、移住を考える時お試し移住は第一に考えなくても良いと思う。
運良く行きたいエリアにピンポイントで良い条件のものがなければ始めから民間で探したほうが良いと思うのだ。
自治体が本当に移住させたいと思っているかは甚だ疑問である。
長期滞在で移住先を見極めたい方は自治体のお試し移住に頼らず賃貸を借りたほうがいいと思う。
自治体のお試し移住ではお試し移住自体の物件や価格で滞在先を決めてしまうことになるからである。
それでは本末転倒なのだ。
北海道の賃貸住宅
試しに大手サイトでどれくらい引っかかるか検索してみた。
条件は北海道全域、1k。1DK、1LDKである。家賃はケチって3万円までにしてみた。
結果592件もあった。ちなみに5万円まで上げると3,994件あった。(https://www.athome.co.jp調べ)
この条件でさえ見きれないほどあるのだ。ただし地域を絞ってはいないが。
しかし明らかなのは、自治体がやっているお試し移住より条件が良いところはいくらでもあるということだ。
1ヶ月なら話が変わってくるが6ヶ月とか1年以上暮らしたいと言うなら明らかにこちらを利用した方がいいだろう。
1万円台となるとさすがに外見は結構古そうなところが多いけど、24㎡位はあるところが多く、東京では考えられないレベルである。
お試し移住の制度はおそらく単身者だけでなく、世帯のことを考えているのだとは思うけどそれでも高すぎである。
民間の賃料は安すぎるけどね・・・。
しかしある程度の長期で考えると、家の問題こそが容易に解決するものだとわかったのだった。
北海道移住の現実
北海道移住といっても現実は違うとか色々あるだろうと思った見てみたら、まさにそのような移住しないほうがいい理由を徹底的に上げているサイトが合ったので紹介する。
北海道移住プロジェクトと書いてあるから移住に関して書いてるかと思ったらほぼ移住を勧めないことについて書いてあった。運転免許試験場みたいな色合いもなんとも言えないものがある。
ここに書いてあったのは結構現実的な話だ。特に教育上の不利など世帯持ちなら考慮すべきことが書いてある。
しかし、私のブログで考えているのはどっちかといえばテキトーな単身者である。別に教育云々だって住んでしまってから出来た(デキた)なら比べるまでもないのだ。
そもそもそういうことを全部含めて考えてもどうしても行きたいというくらいでなければ、わざわざ住み慣れた場所を離れて何処かへ行く必要などないのだ。
と言っても一応何がネックになるのか調べてみると、やはり友達が出来ないから寂しいとか雪の問題じゃないかと思う。
人の問題に関して言えばどっちかといえば私はあまり他人と関わりたくない方なので問題はないだろう。
問題は雪だと思う。
同時に憧れの半分は雪なのだけど。
北海道の雪が問題またはモーマンタイ
私は雪こそ好きなのだが、同時に懸念されるのは雪かきである。
例えば一日3時間も雪かきしないと生活できないとなれば私はちょっと厳しいと思ってしまう。というのも、別に雪かきがしんどいからいやなのではなく、どうせ雪かきしてもまた積もるのだから積もったままにしてしまえという性格なのだ。
私の性格については「なんで靴下を履かないのか」をご参照いただきたい。
私はそのうち面倒になってドアの前が積もっても放っておき、ついには引きこもってしまうのでないかと思うのだ。
ただし、北海道には豊かで美しい自然がある。
そのためアウトドア好きの私は外に行きたいと思うかもしれないという望みはある。
北海道の寒さが問題またはモーマンタイ
私はダイエットしてから寒さにすっかり弱くなってしまった。
冬になると生きているだけで指が千切れそうである。東京での話だ。
ぶっちゃけ実際ちぎれたことがある。
嘘だけど。
今年は今のところ温かいけど寒くなると指なし手袋なしでは生活することが出来ない。
その理由もあって私はバイクで厳寒での防寒実験をしたことがある。
これに関しては「ワークマンで極める防寒」(仮題)で書いてみようと思う。
(ただし、同時並行ですすめる性格なのでいつ書くかはわからない。)
実際のところ防寒に関しては私は極めていると思うのだ。
だから寒い事自体は問題がない。
しかし多くの人にとってはこれは大きな問題だろう。(それぞれ解決してネ)
移住の費用
家に関しては他の地域よりかなり安いと思うのでこれはいいとして、おそらく車関係の費用や暖房費などが突出してかかってくると思われる。
車は中古車で買えばいいとして(というか私はバイク乗りなので冬場にバイクに乗れないのはつらいけど)、暖房費はどうするのだろうか。
いや払うでしょ。
という話かもしれないが、私はいや払わないでしょと言いたい。
よって、というかいきなり結論をしてしまえば自分的には薪ストーブで薪を拾ってこれるところに住みたいと(移住するなら)考えている。山が好きなので薪拾いは苦にならないだろう。
他に費用になるものがあるかと調べたところ、特に問題になりそうなのは冬場は野菜が高いとか言うことだった。まあこれは山菜を拾っている動画とかも見るしなんとかなるだろう。
北海道のヒグマが問題もしくはモーマンタイ
私はヒグマに遭遇したことがある。
というか見てはいないのだがテントにヒグマらしきものがよってきたのだ。北海道の人によれば北海道に野犬はいないということである。よって夜中にやってきたのはヒグマだった可能性が高い。
この場合、問題ではあってもモーマンタイ(無問題)ということはないだろう。
野生動物は恐ろしいから十分な装備(?)が必要である。
これに関しては私は北海道に行ったら狩猟免許を取ってやっつけてやろうと思っている。
狩猟にはかなりのお金が準備としてかかるようだ。
100万円くらいは見ておかないとならないかしれない。
しかし面白そうである。
北海道への移住-コストの問題を解決する
雪かきはともかく、主にかかってくるのはやはり燃料費だろう。
車のガソリンは仕方ないが暖房費に関しては薪ストーブで済ませてしまうのが良いと思われる。(突っ込みが来そうだが)
それでどうしても間に合わない部分だけ灯油ストーブとかにすればまあなんとかなるのだろう。
それと狩猟免許を取って(はじめお金がかかるけど)youtuberの鹿ハンターさんたちのように肉は自給してしまうのが良いと思う。害獣駆除には助成金もあるのでコストをある程度補う程度にはマネタイズ出来るのかもしれない。
それと北海道へ行ったらやはり畑を持つべきだろうと思う。私はそういうのにも憧れているのだ。ただし面倒くさがりなのだが。
都会にいて農業を勉強するのは容易ではない。
でも近郊、というか都会でも月払いで畑を借りて農業が出来る「シェア畑」というサイトを見つけたので紹介しておこう。場所によって値段が違うけど安いところだと宅配の無農薬野菜と比較できるかもしれない。
見学は無料のようなので近くにあれば行ってみるのも良いと思う。
上のリンクから入って赤丸で囲った箇所から無料見学に申し込むことが出来る。
北海道移住への現実的な道のり
移住を考える上での大半の問題は、行政を絡めたところから取っ掛かりを探すとすぐに行き止まりになっているということにあると思う。
したがって、仕事でも何でも全部自分でなんとか出来ることが必要だ。
特に仕事の面で移住先プラスアルファ(ネットでの副業や本業、クラウドソージングなど)で金銭的な問題が解決出来ればなんとかなって今うと思われる。
まずは賃貸住宅を借りて、仕事をしつつ、または独立した仕事をしながら住みやすい地域を探すのが良いだろう。
個人的には北海道に移住するなら大体黒板五郎の真似をしようと考えている。
以上勝手な傾向と対策でした。
それではかしこ。