スイス、日本、のみならず世界中で低金利が常態化している。
こうしたなかこれがずっと続くと、預金しかしない人とFXや株をする人で凄まじい差がついてしまうことが予想される。
初めに言っておくて、FXや為替にはリスクがある。つまりマイナスになることも当然ある。なので下手な人はやらないのが無難だ。
その前に日本の問題点を見てみよう。
低賃金かつ低金利化が進む日本
日本の平均年収は調べたところ430万円程度のようだ。そして金利は0%である。今の状況でいくと平均年収は徐々に上がるというよりは、徐々に下がっていく可能性の方が高いのではないだろうか。
この平均年収自体本当に正しいのかどうか疑問なので調べた多ところ次のような意見があった。
実はこの数字、男性も女性も、正規も非正規(パート、アルバイトも含む)も含めての平均。 (たまに、日本人全体の平均だと言っているサイトが有りますが、これには無職の人や年金の人は含まれてません。) 内訳はこちらです。
平成26年 正規 非正規 男性 5,323,000円 2,220,000円 女性 3,593,000円 1,475,000円 なぜなら、この統計は全ての事業所の平均ではなく、一部を抽出しているから。標本数はわずか30万人弱。 30万人の平均ならいいのでは?と思う方もおられると思いますが、この約1/6の5万人弱は資本金10億円以上の本社社員。
さらに!「標本事業所において年間給与額が 2,000万円を超える者は、全数を抽出した。」って、何? どういうこと!! どう考えても、平均が高く出そうなんですけど。 (出典:実はもっと低い? 日本人の平均年収。400万円以下でしょ?)
このサイトでは全部含めての平均とあったが、表を見る限り、正規雇用男女の平均が430万円ではないだろうか。非正規も合わせればもっと低くなるのが自然な気がする。ともあれ、統計で取られている標本も大企業の割合や高所得者の割合が過度に多く実際よりかなり高く出ていそうである。
まあここで言ってもしょうがないので平均年収は400万円としておこう。そしてみんなの年収が400万円だとして、余ったお金を貯蓄に回した場合と、投資に回した場合を比べるのがこの記事の目的である。
ちなみに日本の預金金利は0%なので特に計算はしない。
一方投資をした場合だが、FXや株式などをすることによりマイナスになる場合もあるが、一定のリターンを見込める場合について考えてみる。そういうと、おそらく納得いかない人がいるだろうと思ったので考え方を説明しておく。

ここでいいたことを言うと、リスクとをって損をするのが嫌な人は貯金だけしていればいいということだ
ここから先はリスクを許容できる人だけでお願いしたい。
給料が変わらない場合に投資リターンでどう差がつくか
給料は変わらないので毎年出来る貯金額は一定としよう。毎年100万円は貯金に回すとする。年100万円なので毎月83333円を積み立てて複利運用するとどうなるのか。べ倫なサイトがったので金利ごとに計算してみた。(こちらを使用)
このように金利3%、7%。14%、28%で運用結果は約3000万円、約4500万円、約1億1千万円、約7億円と非常に大きな差が出たのだ。
このような利回りは実健可能なのか。結論から言うと可能だ。調べたところウォーレンバフェットは複利でだいたい20%を出し続けているらしい。つまりこれくらいが大富豪になるために必要な利回りである。20%も出し続ければ複利では雪だるま式に増えてしまうのである。

このように考えると決して不可能ではない。2割ぐらいの利益を取ったことはなんどもある。
それなのになんで負けてしまうかというと、そこでやめないからだ。毎年20%価値さえすればいいとなったら、調子いい時に20%30%の利益を上げてしまいあとはやらなければいいのだ。これを20年間続けるだけで毎年100万円ずつ追加して20年で1億円にすることも可能なのである。
各利回りを達成するのに必要な取引
このような利回りを達成するのにいったいどのような取引をすればいいのだろうか。
まず3%の場合だが、ドル円で100万円分取引したとして103万円になればよい。このためには100万円の証拠金を入れて1万通貨(約100万円分のドル円)買い建てして、3万円の利益を得ればいいだけである。この場合は今のレートが108円だとすると111円で決済すればいい。
または100万円でとれるポジションは約25万通貨ほどになるはずなので、1万~25万通貨のどれかで3万円稼げばいいだけなのである。ちなみに25万通貨のドル円のポジションを108円でとったとすると2700万円分のドル円を買い建てすることになる。この場合1000分の1で2.7万円なので0.1%でもドル円が動いたところで利益確定すればそれで達成なのだ。これはドル円が約10銭動いた時に決裁すればいいことを意味する。

やろうと思えば実は簡単なんだな
7%の場合や14%、28%の場合も上記のように計算すればいいだけだ。
このような取引を毎年繰り返していけば仕事の収入以外でかなりの収益を得ることも可能なのである。
実は私も最近(少額だが)年利どころか日利で25%とか100%みたいな取引をしているのだが、年利で10%20%というのは無理ではないと思う。
繰り返すようだが貯金だけをした場合この結果は当然ゼロである。
日本というか世界に投資である程度のリターンを上げる人がどれくらいいるのか疑問だが、欲張らずに少ない利回りでも毎年継続していけば恐ろしいほどの資産を作ることが可能なのがわかるだろう。

実は私が心配しているのはこのような、資産運用などでプラスの成績を出せる人間と、マイナスまたは取引をしない人間でこれから先恐ろしい差がついてしまうのではないかということなのだ。
もちろん投資で一定の成果を出せる人自体が一握りに過ぎない。ビジネスで成功する人以外は、いったい何でお金持ちになればいいのだろうか。
必死に働いても見返りは限られているように感じる。もしあなたが、際限ない労働と伸び悩む収入から抜け出したいなら、何らかの運用を考えてみてはいかがだろうか。
例にも挙げたが、投資でおすすめはFXだ。株は売買単位が高く、難易度も高いと感じている。
おすすめはこちら。
リターンはリスクをとることにより発生する。例えば為替だとドル円が下がったところで勝って上がったところで売れば利益になる。ここで利益をとれた理由は下がったら損をするリスクをとってまで買ったからである。
貯金についても同様のことが言える。貯金にはインフレリスクがある。物価がどんどん上がっていってしまうと、物価が上がった分だけお金が目減りしてしまうので、銀行に預けておくのにはリスクがある。銀行は預けていて欲しいのでそれに見合うだけの金利と付けるのだ。これがリターンである。