
仮想メモリをRAMディスクに置けば、OS管理外も使えたパーフェクトじゃん!

この考え、ダメ!絶対!
絶対ダメですよ。
その理由をこれから説明します。
仮想メモリとは?
仮想メモリとは、オペレーティングシステム(OS)によるメモリ管理の方式の一つで、メモリ領域に物理的なアドレス(番地)とは別に仮想的なアドレスを割り当てて管理する方式。 細切れのメモリ空間を連結して一つの連続した空間として利用したり、ストレージ(外部記憶装置)上にも仮想的なメモリ領域を確保することで、メインメモリ(物理メモリ)の容量を超えてメモリ空間を利用することができる。 (IT用語辞典)
簡単に言えばメモリが足りなくなった場合にハードディスクの一部にメモリの代わりをさせることです。
じゃあなぜRAMディスクをこれに使ったらまずいのか。
理由その1:64bitではそもそもメモリが足りなくなるのにメモリを呼びに使うということが矛盾している
メモリが足りなくなった時の置き場所をメモリにするというのは矛盾していますよね。
なのでOS管理外領域を使うことがない64bitのWindowsでRAMディスクに仮想メモリを当てるというのは意味がわからないわけです。
全く意味がありません。
理由その2:32bitでもメモリのOS管理外領域は小さすぎるので仮想メモリには向かない
メモリが不足する場合数ギガレベルで不足しますのでせいぜい1GB弱の32bitのOS管理外領域では全然足りません。
それだけじゃなくソフトによっては不安定化するので止めた方がいいと明記されているものも多いです。
32bitのOS管理外領域をRAMディスク化して仮想メモリをそこに置くというのは妙案のようにも見えますがやめた方がいいとだけ言っておきます。
まとめ
RAMディスク(ラムディスク)に仮想メモリを置くのはあり?かんついてまとめてきましたが、上記のようにダメな理由もあります。
それでもやってみたい人は実験的にやってみるといいでしょう。あまりいい結果にはならないと思います。
32bitのOS管理外領域は一時ファイル置き場にしましょう。RAMディスク化することは非常に有効です。
以下のソフトでOS管理外領域もRAMディスク化できますよ。