こうそくでどうもRAMディスクがないことはありえないと考えているJUZOです。

RAMディスクなしとかありえないだろ
その理由はメモリが余っていれば一時ファイルを置くだけでも高速化だけでなく不要な情報を電源オフごとに消去できるというメリットがあるからです。
RAMディスクとSSDの違いを知るためには揮発、不揮発という性質に着目する必要があります。
メモリは揮発(電源オフで消えてしまう)、SSDは不揮発(電源オフでも消えない)という特徴があります。
ただ、不要な一時ファイルを除去してくれるだけでもRAMディスクは有用です。
しかしそれ以上に大事なのは速度の問題でしょう。
PCパーツの速度にかかわる珍妙な認識
以前カカクコムのレビューなどでよく見かけたのはこんなセリフです。
高速です!でも体感差はありません!
もはやバカなの?としか言いようがありませんが、体感差はないけど高速だという程度でも新商品を買う人はいるのです。
バカげているなと私なんかは思います。
それはメモリのDDR3とDDR4とかSSDとmSATA SSDとか新規格のSSDへの移行でよく出てくる話なのです。
しかしそれとRAMディスクは違います。RAMディスクの場合、明らかに変わったという実感があるほどなのです。
RAMディスク比較とおすすめのRAMディスクはこちら。
RAMディスクとSSDの層度の違い
以前載せたRAMディスクとSSDの層度の違いです。
まずこちらが以前測ったシリコンパワーのSSDの速度です。
次にRAMディスクの速度です。
このように数値としても完全に表れています。
ただしこの数値にあるように5倍10倍の速度かというとそこまでではありません。しかしブラウザのポータブル版などをRAMディスクに置いてみればSSDよりサクサク動くので体感は出来ますよ。
ぜひ試してみてください。
ブラウザを丸ごとRAMディスクに入れることも可能ですが、最近のブラウザは肥大化してきているのであまりおすすめしません。
OSの処理速度の高速化
Windowsもソフトも同様ですが、作業をするたびに一時ファイルを作っています。この一時ファイルの書き込みで速度的な遅延が起こるわけです。
一時ファイルの書き込み場所が低速であればあるほどOSも低速化し、高速であればあるほどOSも高速化します。
なので例えばメモリ不足のパソコンで仮想メモリをハードディスクに置いた場合低速化しますが、SSDにおけば少し早くなります。さらに早いのがメモリなわけです。
ただしこの場合メモリ不足の状態なので仮想メモリにメモリを使えないのは当然です。
逆に言えばメモリが余っている状態なら、一時ファイルをHDDやSSDではなくRAMディスクに置くことで作業効率やスピード(速度)は当然完全します。
一時ファイルをRAMディスクに置くやり方はこちらに書いてあるのでぜひ参照してやってみてください。Vivaldiが例ですがChoromium系ブラウザーは大体同じです。