MUGAストイックpc2!2万円!たいした努力だと思う。それは認める。
PCなんてそうそう安く作れるものではない。ものには原材料価格があるからだ。そんななかPCにお金を出せない人のために2万円で商品を提供するという努力には敬意を表したい。

しかしだね…実際問題32GBのストレージのパソコンなんて使える?
いや無理だな…アップデートすら厳しいと言わざるを得ない。このパソコンのレビューは記事としては人気があるのはわかるが安い!おすすめ!なんて言っている人はその意見が本当に人のためになるのか再考していただきたい。

私はストレージ32GBとか64GBなどという実用性のないパソコンを初心者に推奨する行為には断じて受け入れることができない!
ドン・キホーテに「MUGAストイックpc2」改善策を提案する
私が勝手にやっていることなので関係者は見ないと思うがスルーしていただきたいw
まず第一にMUGAストイックpc2のストレージサイズは明らかに問題がある。そこでeMMCを放棄してHDDを採用してはいかがだろうか。HDDなら今時100GB、200GBなら二束三文で導入することができるだろう。ただしこの意見はまったくMUGAストイックpc2の構造を理解していないものだと思われても仕方がない。なぜならMUGAストイックpc2というのはどちらかといえばスマホに近いデバイスだと思うからだ。
その証拠にMUGAストイックpc2で使用されているATOM™ x5-Z8350やLPDDR3 4GBという企画はタブレット向けのものはずだ。つまりHDDを導入せよというのは初めから無理な話だといわれても仕方がない。eMMCがなぜ小さい容量なのかは私にな理解できないがせめて120GB程度まで増量してくれるのをまつしかないだろう。
これくらいだったら使ってもいいというレベル
4GBのメモリで64bitのWindowsを動かすのは不可能ではないがすでに厳しいと思う。よってメモリは8GB以上じゃない購入する価値はない。あるいは増設できるかだ。
またストレージも180GB以上が妥当だと私は考えている。おそらくHDDやSSDを使ったら工程が増えて2万円では売れないのだろうが、必要なスペックを満たして3万円のPCを目指したほうが有益だと思う。
そしてMUGAストイックpc2だけではなく激安PC市場をねらうベンダーたちが理解したほうがいのは次のことだ。
それは糞スペックパソコンは改造して性能を向上させたい向きのおもちゃだということだ。CPUも換装できればもとがなんだろうが関係ない。メモリも増設さえできればいい。HDDも同様だ。低価格ノートパソコンに必要なのはこのような「夢」であることを理解すれば大ヒット商品を生み出すことも可能だろう。
私はそのころPC音痴だったのでよく知らないが昔Eee PCというのが流行ったと聞いたことがある。検索すればわかるがこのパソコンについては改造の記録がふんだんに残されている。爆発的な人気を誇ったのは買った後の楽しみのためだろう。ドンキのMUGAストイックpc2を検索してもなんら面白い記事はヒットしないはずだ。面白いのは当サイトのSDカードをHDD化して2ドライブにする記事くらいだろう。

そういう(手前みそ)冗談だが同時に本音だ
さて、この記事を読んだ方はドンキのMUGAストイックpc2やジブン専用タブレットを買うか迷っているかもしれない。上記の理由で企業努力は認めるがまだ使えるレベルではないということを理解していただこう。
しかしそれでは手詰まりの八方塞がりになってしまうという未来のPCユーザーのためにかつてはPCお助けマンとまで言われた私が代わりとなるノートパソコンを紹介したいと思う。

ただし2万円という予算は捨てていただきたい。だが同時にMUGAストイックpc2を2台買うよりはいい選択になるはずなので安心してほしい
PC超初心者におすすめな激安ノートパソコン

正直に答えてほしい。あなたのMUGAストイックPC2(買った人の場合)はすでに使用するだけで胃がキリキリするIGAストマックPCになっていないか?
・・・

ほんの冗談だ
言っちゃ悪いがMUGAストイックpc2を検討するような人がPCに詳しいはずがない。したがってこの記事を読んでいる方はPC超初心者に違いない。おそらくはそんなに使わないけどとりあえず持っておきたいとか限られた用途で使用する目的なのだろう。そしてメインの操作はスマホでやるからいいということじゃないかと思う。
よって使用頻度は少ないものとする。使用頻度が少なく、たまに開く人向けのお得な買い方はこんな感じだ。
- CPU性能はねるべく妥協する
- メモリは8GB(増設でも可)
- ストレージはHDDでもSSDでもいい
つまり速度は妥協するということだ。しかしメモリだけは4GBではすでに厳しくなっているので最低条件として8GBを絶対とすることを推奨する。ただし、4GBで購入して8GBにしてもよい。
このような条件から自作歴20台以上でノートパソコンのCPUも好感したことのある私が選ぶ激安マシンは次の通りだ。
フロンティアPentium® プロセッサー 4415U/4GBメモリ/500GB HDD
5万円以下では一番いいかもしれないと私が考えているのがこのフロンティアのノートパソコンだ。その理由は以下の通りだ。
- モバイルPentiumを採用しているBTOパソコンは見たことがない
- PentiumはCeluronの一つ上の上位モデルで価格の割に性能はそこそこいい
- 最大搭載メモリは16GBで拡張性も高い
値段はMUGAストイックpc2の倍以上だがまともに使えるパソコンは本当にこれくらいするということであきらめていただきたい。もし4万円も出せないなら中古パソコンを購入することをおすすめする。
自分でメモリ増設ができない方は8GBにカスタマイズすることを推奨する。できる方は自分でしたほうが安い。
パソコン工房Celeron 3865U/4GBメモリ/240GB SSD
ノートパソコンのCeleronは到底推奨できるスペックではないが価格も価格なので妥協もいたしかたないだろう。こちらもメモリ増設が可能なのがポイントだ。ストレージは240GB SSDとなっている。
税抜きとは言え3万台で買える数少ないノートパソコンだといえよう。
本来は6万円以上を推奨したいところだがMUGAストイックpc2の購入を検討している方向けにしぼりにしぼった激安ノートパソコンを紹介した。これ以上安くなると全く使えないモデルが出てくるので新品なら最低4~5万円を見ておくことを推奨したい。

2万円のパソコンを買って一回目の大型アップデートで絶望するくらいならはじめから倍以上出して満足したほうがいいに決まっているな。予算的に無理なら1か月延期して次の給料で買おう!