こんにちは。
機械音痴から自作PCを10台以上作るに至ったJUZO(じゅうぞう)です。
なんでそんなことになったかは「なんでパソコンを自作すべきなのか(自作すべき理由とは)-PC自作のススメ」に書きました。
まあ簡単に言えば低スペックにムカついたからですね。
キレたと言ってもいいです。というかキレたんですけどね。
そもそも自作する前に私はノートパソコンのCPUを交換しています。これが実は一般的には割りと難易度が高い作業だったらしい。やってみれば簡単ですけどね。
それでノートパソコンのCPU交換できれば「パソコンの自作くらい出来るのでは?」と思い自作してみたわけです。結果楽勝でした。
ところで先日投稿したドン・キホーテの「MUGAストイックPC」の記事のアクセスが凄いです。このブログはまだ初めて2ヶ月経っていないので凄いと言ってもそのレベルでですけど・・・。
その少し前に書いたクソ物件の記事がわずか一日でこのブログの人気ランキングを制圧してしまったのだった。
当ブログの人気ランキングがうんこに制圧されそうな件・・・
「クソ物件」を探してみたら出てきたユニークな賃貸アパート6選https://t.co/wjpnxys4iZ#クソ物件オブザイヤー2017 pic.twitter.com/nWtm7X4TzH
— なんでトリビューン (@nandetribune) 2017年11月19日
・・・さすがにうんこの画像が筆頭はまずいということでVivaldiの記事が伸びるかなと思って待ってたんですね。
そうしたらドン・キホーテの「MUGAストイックPC」の記事が伸びてきた。ほとんど昨日と今日でアクセスを集めているので奪還は目前ですね。ひと安心です。(実は大して気にしていない。)
ドン・キホーテの「MUGAストイックPC」の記事で手を出していい最低スペックということを書いたのでそのまま書きっぱなしでは無責任なので良い選択肢はないか調べてみました。
そしたらありましたよ。なかなかいいのが。
ちなみにドン・キホーテの「MUGAストイックPC」に関してはゆめゆめ手を出されますな、という結論です。
激安ノートパソコン-手を出していい最低スペックとは?
ノートパソコンを買う時まず注意すべきスペックはCPU、メモリ、ハードディスク(容量)です。特に激安ということですからここではある程度動作が完璧でなくても許容できるという前提です。そのためハードディスクは容量を見るべきでSSDかどうかは考慮なしにしておく。
SSDにすると値段が上がりますからね。もちろんもとからSSDで安ければ申し分ないけど2017/12現在ではSSDもメモリも高騰しています。これらは相場ですからどんなに景気がよかろうとある時には下がるはずです。つまり供給が過剰になったときですね。その時買えばいいと思います。(交換できるかですけど。)
CPU
CPUに関してですけど、激安ノートパソコンの場合ここは妥協せざるを得ません。私がここで挙げようとしているのは3万円台から4万円台のものですけど、そもそもこの価格帯のラインナップが限られますからね。選ぶ余地はないというわけです。
BTOではドスパラとPC工房で3万円台がありましたが、どちらもCPUは選べませんでした。場合によってははんだ付けになっている可能性もありますね。
CPUに関してはあまりに低すぎる性能でなければ普通のタスクならそこまで足を引っ張ることはないはずです。
実際この価格帯のノートパソコンに使われているものはデストップパソコンで言うとCore 2 Duoという昔のCPUと同程度の性能です。デストップでは化石ですけど使えないとうわけではないです。Core 2 Duoはぎりぎり使えますよ。
したがってCPUはこの価格帯では文句を言わないようにしましょう。
メモリ
私がもっとも重要だと思うのがメモリです。メモリについてははCPUを頭脳とするとメモリは机の面積、ハードディスクは引き出しのように例えられることがあります。この頭脳というやつは上にも書きましたけど実際どうしようもない。
「いや、ある。」というかたは脳に関する私の記事を読んで下さい。(「記憶と脳に関する最も実用的でわかりやすい説明」)
メモリの表面積というのも同様にどうしようもないんですよ。特にPC詳しくない方にとっては。この机の面積が狭いと教科書を広げてノートを広げたら終わり、辞書は広げることが出来ないということになるわけです。
わかりやすく言うと、情報系のサイトを開いて、evernoteなどのアプリでメモしたりすると、もうwikipediaとかその他の辞書的サイトは開けないということです。メモリ不足で。
windowsの場合立ち上げてから少しするとプログラムが起動し、それから少しするとブラウザのキャッシュだとかシステムのキャッシュ(superfetchなど)が溜まってきてだんだんメモリの使用量が多くなってきます。
これがドン・キホーテの「MUGAストイックPC」のように2GBだとすぐに満タンになってしまうんですよ。買わなくてもわかります。なんせ同記事で書いたようにWindows10の64bitの動作要件がすでにメモリ2GBですから。OSと最低のタスクのみで2GBは使いますよという意味です。
そこで同記事でも書きましたがメモリは最低4GB、本来は8GB以上が望ましいとしておきます。

HDD
ハードディスク容量は少なくとも64GB、出来れば500GB以上が望ましいと思います。これがここまで差があるのはストレージにeMMCを使っているかハードディスクを使っているかの差があるからです。
根拠が妥当であれば容量の少ないeMMCをあえて選択しても良いでしょう。私なら500GBのHDDを選びますが。
MUGAストイックPCの記事でも書きましたけど32GBというのは流石にきついものがあります(MUGAは32GB)。20GB前後はOSで埋まってしまうためある程度プログラムを入れる人なら写真を入れる余裕もありませんよ。これはきついです。
DropBoxとかもローカルには保存できないというはめになりますよ。制限ありすぎです。64GBでも十分とは言えませんけど外付けでも対応できますしね。これがストレージはある程度幅を持たせてもよい理由です。(ストレージはHDD、SSD、eMMCなど保存領域の総称。)
それ以外のポイントとなると、いちばん重要なのはwifiだと思います。持ち運びしなければ有線LANでいいわけですけど。wifi機能がついていないとなると無線LANならUSBの外付けを買うなどする必要がありますね。それでも十分ではありますけど。
それ以外は必要に応じてカメラがあるか、充電器の性能、ディスプレイの接続などでしょうか。この辺は人それぞれなので一概には言えません。私はカメラは使いませんし持ち運び用のPC(モバイルPC)と家に置いておく用のノートPCはわけているので充電池の持ちもどうでもいいですしね。
私の場合はディスプレイが接続できるかが重要です。出来ればHDMIポートが欲しいところですけど、これを書いているノートパソコンはVGAで繋いでいます。
デュアルモニターにするなら最低それがあればいいと思います。デュアルモニターにする場合は手持ちのモニターと規格が合うかも重要ですよ。
激安パソコンのOS
OSに関してはWindowsが前提ですけどWindows10の32bitにすべきか64bitにすべきかという問題がありますね。
ここで問題になるのがメモリ容量です。
32bitのOSはもともと最大で3.2GBくらいまでしか認識できないので4GBより大きいメモリを積める場合は64bitにした方がいいです。
殆どの場合は64bitにした方がいいと思いますね。64bitしか使えないソフトがある可能性があるので。
逆に32bitにすべき場合はメモリが4GB未満のときです。今搭載しているスペックか最大搭載量かという意味では今搭載しているスペックでいいです。ただし自分でインストール出来ればという話ですけど。windows10の場合32bitだろうが64bitだろうがインストールしなおせば認証するはずなので(ただし自分で確認のこと)、メモリを増設したら64bitにするというのもありです。詳しい人はそうするでしょう。
メモリが今高いので私も一台がメモリ4GBとなっています。OSはwindows7の32bitにしていますよ。4GBが限界なら迷わず32bitを選びますね。何故なら4GBまでしか認識しない用のOSなのでそのくらいのメモリで動くからです。
4GBでも32bitならわりとストレスなしにいけます。
ドン・キホーテの「MUGAストイックPC」のおかしなところはメモリ2GBなのに何故かOSが64bitなんですよ。何故そうした・・・。
4GBの場合意見が割れるところですが2GBならどう考えても32bitにすべきなのにね。
以上を認識した上で手を出していい激安ノートパソコンをピックアップしてみます。
手を出していい限界スペック(3万円台から4万円台)
BTOのノートパソコンを見ていくと各社結構特徴がありました。
とは言っても3万円台から4万円台ではそもそも選択肢が限られますから具体的に見ていきましょう。
興味のある方やパソコン初心者の方は出来ればそれぞれのカスタマイズページを開きつつ読んでいただければわかりやすいと思います。たぶんスペック表などを一覧表で見るよりずっと理解しやすいです。
フロンティア
(出典:フロンティアダイレクト)
フロンティアでは49800円が最低スペックのようです。税抜きなので実質5万オーバーですね。ただしドン・キホーテの同パソコンが使えないということを認識した上で価格帯がもっと上でなければならないと納得したならばこれは選択肢としてありだと思います。一応表記が4万円台なので取り上げてみましょう。
フロンティアダイレクトのカスタマイズページに行きます。
OSは特に理由がなければhomeでも良いと思います。proにする理由は主にwindowsアップデート(特に大型アップデート)関連ですかね。普通に使う分にはhomeでも良いと思います。
特に取り上げないところはカスタマイズなしでスルーです。なんせ安さを求めているわけですからね。あれこれプラスしていったら予算オーバーです。
ここで先程述べたとおりCPUは変更できません。(カスタマイズ上)
メモリがポイントですね。重要なのはカスタマイズ出来るということは自分でも変更できるということですよ。BTOパソコンのいいところは拡張性が予め確認できる言うことですね。はじめは4GBで買ってのちのち8GBや16GBにしてもいいわけです。今の相場からすれば安いようなので増設しても良いと思います。ここはBTOの強みですね。
ハードディスクはデフォルトでもいいですし1TBくらいならありかもしれません。それ以上は自分で買ったほうがいい気が。
パーティション分割に関しては自分で出来ますからお金を払う必要はないです。「これにお金を取るのはちょっとどうなの?」というレベル。
その他基本構成で変更なしです。というか選択肢もない。
よってやはりメモリをどうするかということがポイントですね。出来ればここは8GBにしておきたい。
ドスパラ
(出典:ドスパラ)
カスタマイズページ
に行くと下の方に見積もりが出ています。32,378円と安いですね。
保証系のカスタマイズはとりあえず無しでいいでしょう。価格だけを重視するならここは基本保証だけで諦めるべきです。
追加モニタは安いと思えば追加で、後はスキップしていく。
するとメモリにようやく行き着きます。飛ばしてますけどここまで結構項目がありました。全部変更なしでいいと思いますね。
ここでメモリにたどり着きましたけど、4GBなのでで変更できませんね。これは8GBや16GBに出来ない可能性を意味します。実際には蓋を開けないとわかりませんがメモリが直付けというのも少なからずあるみたいなのでね。増設したいなら調べる必要があります。(調べたらオンボードのようです・・・)
有線LANポートもないみたいですね。4GBと64GBのeMMCなので最低スペックは満たしていることになります。このパソコンは安いですけど拡張性は全く無いですね。
こういうのに32bitを入れるのはコスパ的にはありだと思います。
ただしデフォルトでは64bitなので自分で入れ直す必要がありますけどね。
メモリ2GBのパソコン買うなら1万5千円足してでもこちらを買った方がいいです。
ASUS SHOP
ASUS SHOPでは3万円台のパソコンもありましたが11.6インチだったので4万円台の商品を見てみます。ASUSはBTOではありませんので構成は変更できません。
ASUSを知らない方も多いかもしれませんけど、自作PCのマザーボードでは最大手です。品質は折り紙付きだと思います。自分のメインPCのマザーもASUSですね。ノートパソコンは拡張性が低いという噂も。
(出典:ASUS SHOP)
こちらは15.6型ですね。据え置きならこれくらいは欲しい。持ち運ぶのはきついですけど。
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU インテル® Celeron® プロセッサー N3060
メモリー 標準 ※2:4GB
記憶装置 SSD ※5:128GB
通信機能 LAN:100BASE-TX/10BASE-T (RJ45)
無線LAN機能 IEEE802.11b/g/n (出典 同上)
こちらもメモリ4GBで増設出来るか不明です。
注意すべきスペックはデフォルトでSSDだということでしょうか。今値段なのでSSDが高騰している今嬉しいスペックではあります。ただSSDにこだわりがないならメモリを優先したほうが良い気がします。
HDDにしたと思われるモデルもありました。
(そういえば安いPCを探していくとレノボを見かけると思いますけどここはおすすめできません。Superfishで後ほどお調べあれ。)
パソコン工房
パソコン工房でノートパソコン→ボーナスセールと行くと一番上に32,980円(税別)のノートパソコンがあります。「基本構成からカスタマイズ・お見積」をクリックするとカスタマイズページにいけますよ。
ディスプレイの大きさ的にはドン・キホーテの「MUGAストイックPC」と同じですね。
この商品は実は注目しています。何故なら拡張性が高いからです。とにかく見ていきましょう。
OSは飛ばして、officeはお好み(手持ちに1台はmicorosoftのofficeがあったほうがいいかも程度)で下に行くとCPUクーラーのオプションがありますね。最近のCPUは発熱だけは少なくなっているので必ずしも必要ないと思います。気休めに一番安いのを付けておくのも良いかもしれない。激安にこだわるならその程度にしましょう。
さらに下に行くと、メモリがあります。
ここもポイントでこちらは4GBをもう一枚増設できるとわかります。ここは出来れば増設したいところです。4GBで32bitにして使うというのもありでしょう。
実はこの機種に注目したのがここです。あれ、M.2選択できるの?
激安ということなので購入時に選ぶ必要はありませんけど、ここに書いてあるということは増設できるとういことですからね。(選ばなかったら増設できなくするということはないとして)
つまりこれSSD+HDDの2ドライブに出来るということですよ。のちのち自分で買って増設するというのもありですね。
HDDも価格的に許容範囲なら始めから1TBにしてもいいと思います。
カスタマイズなしで買っても35,618円ですよ。これは安い気がする・・・。
メモリを8GBに増設すると40,996円です。ドン・キホーテの「MUGAストイックPC」と比べると倍ですけどね・・・。その分メモリ8GBにしてますしHDDは500GBなのでその価値はありリますね。MUGAの場合ストレージは32GBですからね。
このパソコンは俄然ありだと思います。14インチくらいだとギリギリ外に持ち出す気も起きそうですしね。
あくまで激安ということならMUGAの代わりに買うならこれがおすすめです。
のちのちSSDが増設できればなお良い。(増設できるか不安なら予め問い合わせを。)
これ良いと思います。
パソコン工房でもう一点かなりいいやつを見つけました。
iiyama製の15.6型ノートパソコンです。
(出典:「https://www.pc-koubou.jp
」)
CPU:インテル(R) Celeron N3450 プロセッサー
メモリ:DDR3L-1600 4GB SO-DIMM×1(計4GB)(空き1)
HDD/SSD:128GB M.2 SSD [SATA接続]
SSDのモデルで39,800円はかなり安いですね。
以上です。他に見つかったら追記しますね。
あまりストイックなPCライフになりすぎないことをおすすめいたします。
それではかしこ。
