こんにちは。JUZO(じゅうぞう)です。
以前vivaldiを複数プロファイルで運用する方法について書きました。
実際にそれを行っている方はそのプロファイル自体を用いてバックアップ代わりにすることや、別のパソコンにコピーすることで簡単に引っ越しすることが出来ます。
今回はデフォルトのプロファイルを用いてバックアップ、引っ越しする方法です。
vivaldiをバックアップする方法
この方法はバックアップというほど大げさなものではありません。プロファイルがvivaldiの個別設定そのものなので問題ない時にコピーしておけばいいというわけです。
(ユーザー名は任意の文字列です。)
パス C:Usersユーザー名AppDataLocalVivaldiUser DataDefault
Defaultフォルダ内の全てをバックアップ用に作ったフォルダにコピーします。
ここでは仮にF:BackUpVibaldiUser Datadefaultにコピーしました。これは任意のフォルダです。
プロファイルが壊れたりvivaldiの挙動がおかしくなったらここの中身を元の
C:Usersユーザー名AppDataLocalVivaldiUser DataDefault
にDefault内の旧データをすべて削除してから全てコピーします。
ここでバックアップした時点以降のブックマークは消えますのでブックマークを保持したい場合はDefault内のbookmarksをコピーして別の場所に保存し、復元後に上書きして下さい。
このbookmarksはこれだけをバックアップすることも有効です。bookmarksを別のPCのまっさらなvilvaldiの同じ位置に上書きするとブックマークが移行できます。
Vivaldiを引越しする方法
まずはUSBメモリなどの別のPCにデータを移せるメディアを用意します。
USBドライブ内に例えばvivaldibackupなどのフォルダを作り上記と同じ要領でコピーします。
新しいパソコンのC:Usersユーザー名AppDataLocalVivaldiUser DataDefaultの中身を全て削除してUSBに保存したプロファイルの中身を貼り付けます。
この際vivaldiは起動していない状態でやってください。
vivaldiを立ち上げます。すると元のパソコンと同じ設定、ブックマークのvivaldiが立ち上がります。引越し先のPCでもバックアップフォルダを作っておくと良いでしょう。
なお公式ページ(https://vivaldi.com/blog/sync-is-coming-watch-the-progress-live/)によれば、同期機能を実装する予定があるようです。
なお「永久保存版!「Vivaldi」を複数プロファイルで運用する方法-用途別にブラウザを使い分け!」で書いた方法をやっている場合はUser Data内のすべてのフォルダをコピーして保存すればバックアップに、新しいパソコンの同じ位置に貼り付ければ引っ越しになります。
ただのコピペでしたね。
Vivaldiのパスワードをインポート・エクスポートする方法
vivaldi:\flagsのコマンドを使ってVivaldiのパスワードをインポート・エクスポートすることが出来ます。
アドレスバーにvivaldi:\flagsと打ち込みます。
Ctrl+Fで「password」または「inport export」などで検索し表示させます。
通常パスワードのインポート・エクスポートはDisableになっているはずなのでEnableにして再起動します。
その後再びアドレスバーにchrome://settings/passwordsと入力するとパスワード管理画面が出ます。
この保存したパスワードの右にある丸3つから操作出来ます。インポート・エクスポートをEnableにしないとこのボタンは出てきません。
パスワードはCSVで出ますので取扱に注意して下さい。
うまく引っ越しができない場合
最近私の環境ではコピペでうまく引っ越しができない場合が増えてきました。そこで確実な方法を紹介します。それはさきほどやったようにパスワードをエクスポート、インポートすることとブックマークをエクスポート、インポートすることです。これをそれぞれやれば確実に引っ越しできます。引っ越しが面倒ならVivaldi Sync(Vivaldiの同期機能)を使うのも手ですよ。私は同期機能は使っていないので公式サイトの説明ページを紹介しますね。

読んだら戻ってきてね笑
ブックマークはファイル>ブックマークのエクスポートと同じところにあるブックマークと設定のインポートでできます。インポートするファイルはHTMLとするのがポイントですかね。
Vivaldiのまとめページもあります。一通り読めばVivaldiをさらに便利に使いこなせます。⇒Vivaldi
Vivaldiの機能を把握していない方は次の記事を読んでおきましょう。