こんばんは。手段を選ばぬJUZO(じゅうぞう)です。
小学校の頃近所にかわいいと思っていたお姉さんがいました。そのお姉さんはコンビニで働いていました。今思えばガキの時分なんて全然相手にされていなかったと思いますが昔から年上に好かれる私です。たぶん可愛い子供くらいには思われていたんじゃないかと思います。
小学校の頃なんていろんなことが何だかよくわかりません。子供ながらに恋心をいだいていたとかなんかだと思います。一時期、暇があればこのコンビニに行っていた気がしますがしばらくするとコンビニに行く理由もあまりなくなって来ました。
コンビニに行く理由を作るなら立ち読みすれば簡単ですがいつも立ち読みなんかしていたらお姉さんに嫌われてしまうかもしれません。そこで私は一計を案じたのでした。
今はどうか知りませんが昔はビール瓶を持っていくと一本5円で買い取ってもらえました。買い取ると言うかビン自体がデポジットで元から返せば一定額戻るにようになっていたのだと思います。私はこれを利用しようと思いました。後から考えたら貧乏くさいですがとりあえずビンを持っていけばコンビニに行く理由ができます。
そこで友達をビンを集めるとカネになるらしいとかたぶらかしてビールの空き瓶を集めることにしたのです。ビールの空き瓶は友達にお店をやっている子がいたりしたのでわりと集めることが出来ました。
「結構なお金になりそうじゃん。交換しに行こう」友達が言いました。
しかし私から見れば一気に変えてしまっては意味がありません。そこで一計を案じることにしました。私はお年玉なんかを例に出して節約と貯蓄の重要性を友達に説きました。友達のA君は最後まで納得がいかない顔をしていましたがなんとか同意してもらうことが出来ました。私たちは公園の植え込みにビール瓶を隠すことにしました。毎日少しずつ持っていこう。それで駄菓子を買おうぜということにしたのです。
それから少しずつビール瓶を持っていき私は目的を達成していました。と言ってもなんかあるわけじゃありません。しょせん小学生のことです。単に声が聞ければ満足していたのです。しかしある時突然お姉さんがいなくなりました。
いないのにビール瓶を持っていっても仕方ありません。まだ結構あったはずですが私はすっかりそのことを忘れてしまったのでした。子供なんてこんなもんですよね。
しかししばらくしてコンビニの店長さんらしきおじさんにあのお姉さんはどうしたのかと聞いたら、「ぎっくりごしになってね」と言われました。どういうこと?と私は思いましたがなんとなく気になって公園に隠したビール瓶を確かめに行きました。ビール瓶はすっかりなくなっていました。なんとA君が瓶を一気に持っていったのでした。別の友だちといっしょに台車で運んだそうです。
出し抜かれた!
私は思いました。それで手段は選ばにゃいけないなとその時思ったのでした。
さて、というわけで今日は目的を達成するために手段を選ぶなと言う話です。
私たちの転職-就職氷河期という時代
そうあの頃は不況の波が少しずつ訪れていた頃だ。あの頃と言っても私がまだ子供だった頃だ。子供だったあの頃私はまだバブルだとか不景気だとかわかりもしなかった。しかし、小遣いも突然増えた時期はたしかにあったし、いきなり「◯◯くんのお父さんがリストラされたらしい」なんて話を聞いたのもそんなに後のことじゃない。
私たちは有頂天から転げ落ちる経済のなか育ってきたのだ。暗い話が出始めたのは私が子供だった頃、そしてその暗雲が晴れるということはついぞなかった。日本は長い低迷の時代にあったのである。日本経済の長い停滞が私たちに与えた影響は決して小さいものではない。
私は高校時代にサラリーマンを「リーマン」と言ってバカにする友達に、お前もサラリーマンになるだろうがと鼻白む思いで見たものだったが、のちに自分もサラリーマンになることもそれほど受け入れていたわけでもない。
高校を出て少しするとITバブルが弾けた。何もかも終わりだという雰囲気が漂っていたのは大体この頃である。そういうなか私たちは就職戦線にたった。はじめから苦戦しか想像できない状況だった。
就職氷河期の就職活動はどのようなものだったか。企業は新卒を求めてはいたもののどうしても来て下さいという雰囲気ではない。正直私はいろいろ策を打ったので熱心にスカウトしてくれる人もいた。しかし全体として言えば自己PRをきっちりやって明らかに優秀であることを伝えられなければ採用にはいたらなかったと思う。
そして今私は社会に人手不足が蔓延しているのを目撃している。私が就活をしていた頃に比べれば引く手あまただろう。しかしそんな中にも就活や転職がうまくいかない人もたくさんいる。全落ちしてどうすればいいかわからないと絶望している人もなかにはいるだろう。私も話を聞いたことがある。実際知人や後輩に全落ちした人もいた。しかし大体において全落ちしたと言っている人は10社も受けていないのだ。受けていたとしても10数社だ。足りなすぎる。
一体どうすればいいかこれから教えようと思う。初めてに行っておくが就活がうまく行かないのはあなた自身の問題ではない。あなたの取っている行動(戦略)がまずいだけである。
就活・転職では100社受けてから弱音を言え
かくいう私も100社受けたかは微妙だ。しかし80社くらいは受けた記憶がある。それというのも私は大学時代に社会人としての道をはっきり決めることが出来なかった。そこで就活中に適正と興味がわく業界を見極めることにしたのである。
そのためたくさんの企業の説明会に行き面接を受けまくった。なかには落とされた企業もたくさんある。しかし私の目的は自分に合った会社を就活中に見極めることだ。早々に辞退した企業もずいぶんあったはずだ。
就職や転職では辞退を遠慮することはない
日本での就職というのは一回きりという要素も結構ある。一度努めた会社で最後まで務める人の数はどれほどだろう。実際大半はそうじゃないだろうか。
一回きりしか選べないかもしれない就活(私は4回選んだが)で遠慮して進みたくもない選考を進んだりすることはない。時間の無駄だ。
どうせ相手もささいな理由で落としたりするのだ。業界の人事がつながっていて情報が伝わるので就活や転職活動が不利になるというのはデマだから安心して欲しい。
100社受けるのは不可能ではない
100社というと到底不可能だと思う方もいるかもしれないが全然不可能ではない。ただ就職・転職サイトにて応募しまくればいいだけだ。実際私がやったのもそれだけである。就職や転職では一回落ちると人生を全否定されたように感じてしまうものだ。私も落ちた時はそんな感じがした。
しかし勇気づけるために言えばあなたの価値はそんなに低くはない。さらに現実的に言えば就活・転職のライバルの価値も別に大したことはないのだ。ライバルもあなたと全然変わりはしない。入ってからわかるだろう。仕事が出来るかどうかは面接で無難で評価されることとは全く別問題だ。
100社受ければ気が合う人事担当者がいる
100社も受ければ必ず気が合う人事担当者がいるだろう。
面接で落とされるたびに自分には価値がないのだと思ってしまう悩みもよくわかる。
しかし思い出して欲しい。あなたはクラス(いや学年)で100人もいて気が合う友達が一人もいなかったということがあるだろうか。一匹狼の私ですら遊んだりする友達は結構いたのだ。時には喧嘩したりもした。気が合うような友達は大体全力で張り合った相手だったりした。
数十社受けて気がある人事担当者がいなかったとする。その理由を考えていただきたい。子供の頃もし自分が遠慮して自分をさらけ出さなかったらどうだろうか。なかなか友達ができないだろう。転校生がはじめつまんなそうなやつだと思ったことはないだろうか。でもしばらくして素を出し始めたら実は面白いやつだったということがあるはずだ。つまり、自分を出していなければ気が合う相手も見つからないということだ。
100社受けて気が合う担当者がいないことはないという前提はあなたが素の自分を出していることであると認識して欲しい。
人事にあなたのことを好きにならない人間がいない理由がわかるだろうか。それは人事担当者が決まりきったタイプの人間ではないことにある。私は転職との合計で100社以上は受けているが人事担当者はどなたも全く違う性格だった。
だからあなたが素をさらけ出していけば必然的に人事担当者から「俺(私)に似ているな」と思われ好かれてえこひいきしてくれる人が必ずいるのだ。何故そう言い切れるかと言うと人間社会というのは今までもこれからもずっとそうだからだ。気の合う人間をひいきしない人間はまずいない。だから転職(就職)活動中も同じだというだけである。
定型化せよ-他人とかぶる箇所は徹底的に手を抜く戦略
就活において誰もが同じようにやるもので手落ちがあってはいけない。ただし、それに力を入れすぎてもいけない。何回も提出するようなものは全て定型化してしまわなければならない。それがたくさんの企業に応募するコツである。
履歴書を手書きしてはならない
履歴書は手書きすべきだと言われることがあるだろう。しかしこれは時間の無駄だ。
履歴書の内容は一度書いたら全部同じである。したがってこれを何度も書けば膨大な時間を無駄にすることになる。数社だったら手書きでもいいだろう。しかしこれは全落ちしかねないあなたに贈る戦略だ。
多くの企業を受けて就活や転職の成功確率を高めるために人と同じことをやってはならない。
より多くの企業に一気に応募するため履歴書はプリントアウトだけにするべきだ。さらに履歴書の写真もデジタルで撮ってしまい完全にプリントアウトだけにしてもいいだろう。(心配しなくてもこれは実際私がやったことである。)
ここで履歴書が適当だと印象が悪いのではないかという心配があるだろう。しかしここは賭けだ。履歴書ごときで足切りする会社は形式張ったつまらない会社だと決めつけてしまおう。つまり多くの企業に応募するためにその足かせとなる企業はすっぱり切ってしまうことである。
1つのエピソードをまず確立せよ、そして使いまわせ
面接のたびに違うエピソードなど話せるわけはない。どの会社でも全く同じネタを使い回すべきだ。もちろん作ったネタのようなものはいざという時の引き出しにはならない。何よりも自分の人生を振り返って置くことだ。人事担当者が知りたいのはあなたの成長性だ。
自分はどういう失敗をし、困難を乗り切り、どういう気づきがあって成長できたのかじっくり考えてみるといい。その結果を紙に書き出そう。
そしてそれをロジカルに並べてひとつのエピソードを作るのだ。
エピソードが出来たら人事担当者に何か聞かれるたびにこじつけてそのエピソードを話すといい。人事担当者が聞きたいのは必ずしも質問への返答ではない。知りたいのはあなたの人間性のことなのだ。いかなる質問が来ても同じ話題にこじつけて話せるようにしよう。
合わないと思った会社を引っ張るな、すっぱり切って次へ行け
面接が進んでいくと合わないなとおもうことがあるだろう。その時はすぱっと切ってしまうのがいい。今まで受かっていなくてもい気にすることはない。どうせそういう会社に行ったら後悔することになるのだ。リクルーターという重要な役に魅力のない人物を起用する会社には問題がある。そのような会社に入社してもどうせ合わない可能性が高いだろう。
相手に悪いと思ってもしっかり断りを入れよう。そして次に進むのだ。数をあたってあなたがめざすのはまぐれ当たりではない。もっとも自分にあった会社の内定を掴み取るためにやるのである。
数を受けてここに書いてあることをやっていくと次第に就活や転職で聞かれるエピソードなどすらすら出てくるようになる。一度しゃべった言葉を人間は覚えているものだ。数をこなすたびに緊張する場面でも言葉につまらずなんとか返せていることに気付くだろう。
皆が緊張して自分を出せていない中しっかり自分を伝えることが出来れば評価されるのが当然だ。つまり受ければ受けるほど、場をこなせばこなすほど採用される確率が上がるのが必然なのだ。
それで落ちたしよう。それはあなたに合わない会社だっただけだ!
「外す」技術、「ずらす」技術-そして全てをさらけ出せ
印象を気にしてはならない
人事担当者に自分をさらけだそう。人事担当者の顔を見てみることだ。全員が全員つまらなそうな顔をしているはずだ。その理由はリスクを恐れてつまらない通り一遍のことしかいわない学生にある。そんな中リスクを恐れずに自分をさらけ出せば身を乗り出して話を聞いてくれるだろう。何故なら周りがつまらなすぎるからだ。
重要なのはあなたがそこまで面白い必要はないということだ。
周りがつまらなすぎるという環境を利用しよう。この戦略を取った時点でライバルはただの引き立たせ役である。
それで落ちたらその企業とは合わなかっただけだ。
この場合もリスクがあることはある。出過ぎたやつだと思われたり、ふざけていると思われる可能性もあるだろう。しかし気にする必要はない。どうせ好印象だろうと落ちる時は落ちるのである。就活・転職では常に落ちるリスクを天秤にかけた行動をするようにしよう。
こうすれば落ちるかもしれないことは、逆にこうすれば受かるかもしれないことの裏返しでしかない。落ちた場合はやってみた結果が出ただけのことである。逆に失敗を恐れて自分を出さずに落とされていたらなんで落とされたか永遠にわからないだろう。失敗がわかりやすい行動を取ることも戦略の一つだ。
就活・転職ではこんなエピソードがおすすめだ!
~ここから~
私は大学(受験)をするために田舎から東京に出てきました。東京では数日前からホテルに泊まり、第一志望の本試験、その日に万全に備えていました。
でも肝心な勝負の日、私は試験を受けることが出来ませんでした。
試験に遅れないことばかり頭にあって電車の中でお腹が痛くなってしまったのです。腹を下していたということですね。全くお恥ずかしい話ですが試験会場の駅に降りて改札を出る前に私はうんこを漏らしてしまいました。このときほど恥ずかしかった事はありません。
なんとか受けようと思いましたが臭いが取れることはありません。それに試験はもう始まってしまっています。志望校は私にとってギリギリのラインでした。1科目落として受かるはずはありません。
涙をのんで(実はその夜本当に泣き明かしましたが)諦めることにしました。本当にこれ以上辛いことはなかったです。
でもこの経験で私はつらい状況にいる人のことを理解できるようになったと考えています。
ある時、電車に乗っていて緊急停止になったことがあります。その時青ざめた顔でかがんでいる女子高生を見つけました。大丈夫かなと思って私は見ていました。そうしてしばらくして電車が動き始めた時女子高生はおしっこをもらしてしまいました。
その子は泣き始めました。しかし私はすぐさま行動したのでした。まず着ていたジャンパーを脱いで濡れた床を覆うようにして、その後渾身の力を込めておならをしました。実はこの時もすこし漏らしてしまいました。実が出たというやつです。あたりに異臭がただよいました。悪いことに、いや幸か不幸か私は前日にモツ鍋の食べ放題に行っていたのです。
あたりに凄まじい異臭が漂いました。正直非難の目ですら見られました。でもそのかわり女子高生に関心が向くことはありませんでした。次の駅につくと私は女子高生の手をとって電車を下りました。実際夢中でした。私が逃げたかったんですから。気づいたらその子と公園にいまいた。我に返ったらその子に泣いて感謝されました。その子が今の彼女ですw
つらい経験でしたが実のある結果になってよかったですw
~ここまで~
このエピソードには重要な要素が詰まっている。それは応募者が全てをさらけ出してしゃべっているということだ。その上人生で最悪のことすらじっくり考えて自分の中で解決したことがはっきり見て取れる。それは成長したということだ。
さらにその経験を経て他人を気遣うことが人より出来るようになったのがリアルに伝わってくる。怪しいのは最後の彼女になったところくらいだ。
というわけでこういったあなたの人柄がわかることを、本心をさらけ出しているとわかるように伝えるのがこつだ。人の心を打つのは一見悪印象に思えるエピソードだったり、恥ずかしい失敗だったりすることを覚えておいて欲しい。
外す技術、ずらす技術
今までことごとく他人と異なる戦略を取ってきた。心配しないで欲しい。すべて私がやってきたことに過ぎない。
さらに内定をアグレッシブに狙うために一つの技術を教えよう。
着ていく服装をずらせ
例えば今日はラフな格好、カジュアルな格好で着て下さいと言われたとしよう。その場合何が正解なのだろうか。一応スーツで言ったほうが良いのだろうか。もちろん無難にスーツで行くという選択もありうる。しかしもし状況を打開する必要があるなら思い切ってあえて悪印象を与えるような服装で行こう。例えばジーンズにパーカーで行くなどだ。汚らしくする必要はない、綺麗な格好でラフすぎるというのが狙い目だ。
この効果は良くも悪くも目立つことにある。
考えてみて欲しい。リスクをおそれて自分を押し殺しているような学生ばかりだ。その中でひときわ目立つことをやってみよう。その結果は次のようなものでしかない。
・怒られて落とされる
・相手はムカついているがとにかく目に留まる(印象に残る)
この時はむかっ腹を立ててあなたを見てるのは企業の役員だ。下っ端はそういう感情を表には出さない。偉そうに見えるからだ。ここで怒っている人があなたのターゲットだ。その人はおそらく次か、次の次の面接で登場するはずだ。
悪印象を与えるのは1回だけだ。運良くこの会を乗り切り次のステップに進んだとしよう。次は全力で好印象に見える外見をすべきだ。まじめにあなたの人間性を伝えるのがいい。悪印象は吹っ飛んでしまい、役員はあなたに興味を持つに違いない。こうなればほとんど受かったも同然である。
より重要なステージを楽にクリアするためにその前段階でリスクをとって置くのも戦略の一つだ。
ここで落ちてしまっても気にする必要はない。表面でしか人を見れない役員しかいなかっただけだ。どうせその会社に入っても生意気だと言うだけで出世できないという事態になる可能性が高い。入社後のリスクを予め排除できたと思うことにしよう。(実際には入社するリスクを排除したということだ。)
ただし、通常の面接過程ではきっちりとしたスーツを着たほうがいい。
エピソードをずらせ
例えば役員面接で意地の悪い質問をしてきたとしよう。その場合すでに言ってきたようにこじつけて自分の言いたいエピソードを言おう。
ここでひとつ言っておきたい。はっきり言って役員と言えどそれほど頭の良いやつはいない。心配しなくても会話の途中であなたの意図していることを見抜ける人はいない。何があっても自分のフィールドに持ち込むようにしよう。絶対に自分がしたい話に持ち込むのだ。
相手は短い時間でピンチに立った時のストレス耐性や、本音を聞き出したいだけだ。そして完璧な人間などいない。ボロを出す時は誰だってボロを出すのだ。そして誰でもあるようなボロを出しても落ちる時は落ちてしまう。したがってボロを出さないことを戦略的に準備しておくべきだ。何があってもボロを出してはならない。そのためには自分がいつもしゃべっているフィールドへ強引に持ち込むことが重要だ。
仮に本当に聞きたいことと違ったとしよう。それでも自分をさらけ出して熱意を持ってしゃべれば役員クラスならきっと聞きたいと思うに違いない。私は上場企業の社長クラスとしゃべってこれほど長引いたことはないと何度も言われてきたのだ。自分をさらけ出すのが大事だ。頭も良い必要はない。
人材会社の選別戦略-人と違う道を行け
あなたがたくさんの企業に落ちて(全落ちして)途方に暮れているなら、余計に他人と同じ道を取ってはならない。リクナビなどで応募しても競争率の高い企業に当たるばかりだ。多くの真面目で無難な学生がリクナビやその他の大手サイトを使うのである。ということはのサイトの求人は真面目で無難な学生を求めている可能性が高いということにある。全落ちするあなたは彼らより個性的なはずだ。それが落ちた理由かもしれない。ならば違う企業を受けよう。優等生は使えないと思っている企業に行けばいいのだ。
これからの時代大企業であれば安泰だという時代ではない。数を受けるのだ。数を受けて自分にあった会社を見つけるしかない。重要なのは人のつながりだ。突然面接に行かなければならない就職・転職サイトではなくエージェントがいるサイトに登録しよう。さらに企業は全て大手に登録しているとは限らない。社長というのは信頼できる営業マンに仕事を託したりするものだ。小さいエージェントに価値のある企業が任されている可能性がある。そういうのをお宝というのだ。小さいエージェントも積極的に使うようにしよう。
エージェントの力を使う
その営業マンというのがエージェントである。営業マンが社長との個人的なつながりを持っている可能性がある。エージェント会社によってはリクルーターと企業担当は異なるかもしれない。しかしエージェントが求めているのは採用(=内定)とその報酬である。だから仮にあなたの担当と企業担当が別でも受からせようと思ったら必ず連携してくれる。
この傾向はエージェントの会社が小さければ小さいほど顕著になる。小さいエージェントであればあるほど、企業の社長と個人的なつながりを持っている可能性が強くなるだろう。
さらに言っておけばエージェントが営業マンである限り、あなたは商品に過ぎない。しかしこの商品であるということが重要なのだ。成績を上げるためにエージェントは社長との信頼と内定という契約の成立を天秤にかけて落とし所を探っている。
エージェントがいる会社が小さければ小さいほどエージェントに好印象を与えればあなたをプッシュする味方になるだろう。何故ならあなたが素晴らしい人材だとエージェントが思えば「つまらない人材を送り込んで社長の信頼と引き換えに業績を上げるという罪悪感」を感じずに済むからだ。それ以上に素晴らしい人材を送りこんで社長に喜んでもらって成績も上がるという最高の結果が彼には待っている。
この場合あなたを積極的に薦めずにはいられないのだ。
したがって有名で大きなサイトやエージェントばかり選ぶのではなく。複数の小さなエージェントもあえて使うようにしよう。エージェントは転職サイトから合うことも出来る。繰り返すがエージェントの会社が小さければ小さいほど社長とのパイプがある可能性を考慮すべきだ。あまり大手にこだわってはいけない。
小さなエージェントを使うデメリットは次のとおりだ。
・求人数が少なく選択肢が狭まる
・強引に決めさせようとしてくる
求人数が少ないデメリットは大手にも登録することで補える。
大手のエージェントならマイナビエージェントに登録しておこう。(もしくは
リクルートエージェントだがどちらかでいいだろう。私の経験から言えばマイナビの方が使えると思う。リクルートエージェントはフォローがやや足りないと思う。この辺は好みでもある。)
小さい会社のエージェントほど強引に結論を出させようとするかもしれない。何故なら大手ほど利用する応募者が多いからだ。逆に中小であるほど応募者が少ない。つまり、応募者を内定させる強い動機がある。お客が少ないからだ。
しかしこれを逆に考えてみよう。強引にでも就職させたいエージェントは成績と関係するからそうしているのだ。ということはあなたを最もプッシュしてくれるエージェントは同時にそのようなやり手の営業マンでもある。
この力をうまく利用してしまおう。そのためにはすでに述べたようにガンガン受けることと興味がないことはすっぱり切ることだ。就活をしながら何をやりたいのか自己分析を進めていくことも重要だ。もし押しが強いエージェントがいたらきっぱりと意思を表明すれば良い。転職はひとの人生がからむだけに言うほど強引なエージェントはいないはずだ。
あくまでも相対的な話だ。いずれにしてもその構図は利用できるということだ。自分の戦略にエージェントやリクルーターを引き込んでしまおう。
就職・転職サイト、転職エージェントに登録する
あなたがこれからやることは実際に多くの企業に応募していくことである。私が伝えた戦略を実行するだけでは十分ではない。もしやってみようと思うなら必ずブックマークして繰り返し読んで欲しい。そして面倒でも一つ一つ様々なサイトに登録していって欲しいのだ。これらのサイトやエージェントに登録しなければなにも始まらないと心して欲しい。
まずは誰もが登録しているリクナビNEXTにも当然登録すべきだ。
しかし大手に偏りすぎてはならない。就活・転職サイトの登録は面倒だが履歴書と同じだ。はじめは面倒でも登録してしまえば後は応募するだけだ。登録しなければ未知の求人は未知のまま終わってしまう。一軒目のサイトに入力する時にすべてコピー&ペーストできるようメモ帳やテキストエディアに貼っておくのが良いだろう。これでだいぶ労力を減らせるはずだ。
しかしいずれにしてもあなたが就活・転職活動でまずやることは片っ端からエージェントやサイトに登録していくことだ。数を打つにに入り口がなければどうしようもない。そして入り口を限定することもまた誤りであるともつけ加えておきたい。
やる気のある方や切羽詰まっている方はこれからあげるエージェントに全て登録する勢いでやって欲しい。大手はこれ以外ではエン・ジャパンに登録しておけば十分だろう。
もちろん特化型サイトについてはあなたと関係のあるサイトのことだ。数をこなす覚悟があるなら、目指す業界の特化型サイトに複数登録するのは当然である。どれだけ自分の人生を真剣に考えるかという話に過ぎない。
それでも登録すべきサイトの数はそう多くはない。これから受けていく面接の比ではないので必要な情報は全て手に入れよう。情報は要らなければ後で捨てればいいのだ。
新卒・第二新卒・既卒-一般転職サイト・エージェント
サイト名 | 特徴 | |
第二新卒・フリーター向け | 総合転職サイト。求人数が非常に多い。個別のサポートはあまりない。 | |
転職エージェント。求人数が多い。エージェントのサポートがつく。 | ||
【第二新卒エージェントneo】![]() | 転職エージェント。専任のエージェントがつく。書類添削、面接対策も。 | |
DYM就職 | 転職エージェント。就職率96%。 | |
一般就職・転職 | 【就活ドラフト】![]() | 就活イベント。学生と社長が直接話せる。企業から直接ハンティングを受けられる。 |
【TokyoDive(トーキョーダイブ)】![]() | 特殊。住居選びと就活を同時にサポート。上京イベントあり。東京への上京限定。 | |
転職サイトの【BIZREACH(ビズリーチ)】 | ハイクラス求人の転職サイト。経験者向け。 | |
JAIC | 就職後の定着率94.3%。 既卒、第二新卒、大学中退、フリーターまで20代が対象。 | |
転職エージェント。求人数が多い。新卒からハイキャリア、専門職の人材まで。 |
レジュメや履歴書を作成しあとはどんどん応募していく
就活で面倒なのはこの書類作成業務だけである。上にあげた中にエージェントで書類作成のサポートをしてくれるところがあるだろう。その一社で作った書類を全サイトで雛形として使い回せばいい。これで就活、転職の準備は完了だ。後はあまり深く考えず気になる業界を絞ってどんどん企業に応募していこう。
書類作成のサポートをしてくれるだけでもエージェントに登録しておく理由に成るだろう。リクナビなどのサイトではこういったサービスはない可能性が高いので注意したほうがいい。提出書類をタダで添削してもらうためだけでもエージェントに登録した方がいいということだ。
仮に途中で辞退したり落ちたりしても無意味ということはない。私の経験でもこの、数をこなした経験により話すべきエピソードをぺらぺらしゃべれるようになったからだ。むしろいきなりぶっつけ本番で行きたい企業ばかり受けるほうが間違っているのだ。
終わりに
就活や転職活動は経験が少なければ少ないほど心配で不安になるに違いない。
その理由は何だろうか。
それは日本社会の構造にある。日本はそもそも転職しやすいようには社会が出来ていない。一昔前は一度勤めた会社でずっと勤めることは当然だったのだ。だから一社に定着出来ないとまずいことになると皆思っている。その逆をやるから不安になるのだ。
しかしその傾向も少しずつ変わりつつある。
この記事をここまで読んだ方は熱心に転職活動をすすめ(全落ちした人か)、または人生に悩んで就活を始める学生だったりするだろう。心配はいらない。1度や2度の転職など全く問題にはならない、ちなみに私は4社の経験があるが転職したことに後悔はない。なるべくしてなったのだなと思っている。
転職すべきなのにしないということは人生の可能性を自ら閉ざすことだ。
多くの人が転職すべきだと思っても、道を外れる恐怖から逃れられず一歩踏み出すことが出来ない。その様は洗脳されているようである。しかし私に言わせれば行動しないことこそリスクだ。
何も行動しなければ何も悪いことは起こらないと思うかもしれない。
しかし嫌で嫌で仕方がない仕事をずっと我慢して続けていたら、ついにはうつ病になってしまうかもしれない。そうして40代後半になり退職せざるを得なくなるかもしれない。これは十分にありそうなことだ。これこそがリスクだ。そうなってしまえばそれこそ道がない。
転職すれば必ず良い結果になるとは言わない。しかしここまで読んだ方は何か相当深い理由があって転職を決めたことだろう。または就職活動をするにあたりどうすれば望ましい結果を得ることが出来るのか。その結果に真剣な人、悩んでいる人が読んでいるに違いない。
あなたの思考があなたの人生を決めるのだ。私の経験からも転職した先が最終的に正しかったかはわからないが、その全てがスキルアップや自分の成長につながったことは間違いない。あなたがリスクを取って行動する人である限り、あなたが行く方向はあなたが求めているものと必ずつながっているはずだ。
転職をこれからしようという方はまず考えてみて欲しい。それは自分がいる場所が決定的に間違っていると感じるかどうかだ。そこまで感じないなら転職を思いとどまる必要があるかもしれない。給料を上げたいだけならじっくり条件を検討しつつタイミングを見計らうべきだ。その場合は今の会社で働きつつ条件の良い求人を探せばいいだろう。
しかし今の自分が間違っている感じたとする。それは動くべきときだ。石の上にも3年などという言葉を信じてはいけない。私が就職活動で数をこなしいろいろな企業を見た上でやりたいことを探してきたように、転職にしても一社経験しただけではわからないこともあると考えている。当面の生活費が問題ないならば今すぐやめてしまうべきだ。少なくともまだ転職したことがないならそうだ。
今の自分のいる場所が間違っていると考えるなら行動を起こすことは自分が正しくあろうとすることだ。これ自体が人生において間違いであるはずがない。
就職・転職サイトやエージェントに全て登録すべきだと言ったのは言い過ぎではない。日本の慣習だと転職回数は大体3回までに限られている。それ以上になるとかなり可能性が限られてしまう。とは言えそこから先は個人事業主など色々道はあるのだが。そのためには経験を積む必要があるだろう。
回数が限られているということは、一回一回の就職・転職を完璧にしなければならないということだ。適当にやって無駄に回数を消費しないほうがいい。そのためには入手できる情報を全て得たほうがいいに決っているのだ。是非面倒臭がらずに登録して欲しい。自分で探してみるのもいいだろう。
就活・転職が終わってより自分らしい人生が得られた時のことを考えてみよう。そのためには自分が何を欲しているのかはっきりさせておくことである。福利厚生が厚くて年功序列のところがいいのか。または実力主義でどんどん出生できるところがいいのか。当然それぞれ犠牲にすることがある。前者であれば人並以上の出世は望めないだろう。それを覚悟しておく必要がある。後者であれば働き詰めになり自分の時間など持てない可能性もある。
これからの社会を考えるに、第三の道を考えることも必要だ。それは社会(会社)への期待を捨ててしまうということだ。それはどういうことかというと、自分で稼ぐということである。そのためには副業を認めている会社が望ましい。おそらくそういう会社は増えていくだろう。
この場合会社が目的ではないので転職の失敗はあり得ないとも言える。
それぞれが自分のやりたいように、生きたい人生を生きられるというのは本当は理想だ。しかし実際の人生は完璧な結果などなしえないことばかりだ。それでも今が間違っているならば、正しい方に進むことがより自分らしい人生に近づくことになると考える。
この記事を何度も読み返して自分なりの戦略を練って欲しい。これらの戦略は自分自身で実践したことでもあるからだ。うまくやれば必ずライバルを出し抜けるはずだ。あなたの就職や転職活動が成功することを心より祈っている。
くれぐれもライバルに出し抜かれないように。
出し抜くのはあなたである。
それではかしこ。
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刮目して待たれよ!売りの好機ぞ必ず来たる
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